熱田神宮境内末社 東八百萬神社と東八百萬神社

熱田神宮の三ノ鳥居に続く正参道、その参道を挟んで東と西に神明造の社殿が鎮座します。
末社『東八百萬神社』・『東八百萬神社』です。

f:id:owari-nagoya55:20201206180642j:plain 境内案内図にはしっかりと存在が記されているけれど、なぜだか熱田神宮のHPでは紹介されていない。(見切れてないかもしれないが・・・)

f:id:owari-nagoya55:20201206180727j:plain正参道の東側、信長塀の南側に鎮座するのが『東八百萬神社』。

f:id:owari-nagoya55:20201206180737j:plain 熱田神宮の本宮から見て東にある数多の神を祀る神社。

f:id:owari-nagoya55:20201206180716j:plain 正参道三ノ鳥居と本宮。
この参道を挟み『東八百萬神社』と『西八百萬神社』が向き合って鎮座する形です。

f:id:owari-nagoya55:20201206180655j:plain 『西八百萬神社』
正参道西側に鎮座し西方向の数多の神を祀る神社。
右側は信長塀、正参道を行き交う参拝客から良く見える配置。造りも大きさも同じものです。
熱田神宮の大概の神社には祭神や解説板がありますが、この二社にはそれが見当たらない。

f:id:owari-nagoya55:20201206180706j:plain 八百万の神、万物にはすべてに神が宿ると云われます。八百万も神がいるんかい? 
数をいう訳ではなく多すぎて書けないという事でしょうか。
多くの神が自分の身近にあり、様々な恩恵をもたらし、苦しい時は救いの手を差し伸べてくれる、自然や神格化された人だったり物であったりするではないかな。

うちの婆さんは生前、毎朝陽の出を拝み、食事の時や山に向かって手をあわせ拝んでいたのを思い出す。人が及びもつかない物に対する畏敬の念が強かったのかも知れない。

自然は豊かな実りや感動を与えてくれます。一方で不思議な現象や時に試練として災いをもたらします。
この両社を参拝した後、本宮を参拝する事で最強のパワーを授かるのかもしれない。
今の試練?やはりCOVID19だろうか
2020/10/30

熱田神宮末社 『東八百萬神社』『西八百萬神社』
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / ​名古屋市熱田区神宮1-1-1
公共交通機関アクセス / 市営地下鉄名城線​「伝馬町」駅下車徒歩10分程​
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