女二人旅「スペイン」

6/14~6/24
かみさん姉妹二人でスペイン旅行に出かけた。
留守番親爺にすればこの間にどこかに出かけるか、とも期待していたが、家庭菜園の水やりだの息子の食事やらなんやら、結局何処にも出かける事は出来なかった。

22:30 成田空港発

6/15✈04:10 ドバイ国際空港
day1 https://goo.gl/maps/qADcbQ1GAovkik887

6/15 08:15 ドバイ国際空港発 
同 13:25 バルセロナ エルプラット空港着
day2 https://goo.gl/maps/P9TVtvBqbybWbVDs8

バルセロナ市街のほほ中央にある公園。
市内を一望でき手前の建物は守衛小屋と呼ばれるガウディ―設計によるもの。
この町はガウディ―が作った町といってもいいのだろう。

El Dracと呼ばれるモザイクタイルで作られたドラゴン。

サン・パウ病院
リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの設計により1902年~1930年にかけて建築された病院で2009年まで使われて来た。

サグラタファミリア。
ガウディ(1852~1926)が手掛け、1882年の着工以来今もまだ建設工事が進んでいる。

受難のファザード。
予約して内部見学が出来るが、その予約は大変だったようで、塔の展望施設まで見学で見学が出来るが、行きはエレベーター、帰りは螺旋階段をひたすら下る事になる。

内部天井。

森をイメージした支柱が無数に立ち並び、森に咲く花のように細かな意匠が施され、宇宙をイメージさせるものがある。
day2~4 https://goo.gl/maps/gdc5BYpx7UcvWYqo6

カタルーニャ広場駅からR4号線に乗りサンサドルニ・ダ・ノイアで降車、日本でも気軽に手に入るCAVA、そのワイナリーがこちら。
https://goo.gl/maps/yoisgrQpJSWVb2QB9

ワイナリーツアーでは、東京から横浜までの距離に相当する地下の貯蔵庫をトロッコで巡るツアーがあり、インディージョーンズの一場面のような体験が出来る。

ツアーの後は製品の試飲ができる。

良く冷えて美味そう。
ツアーのプランは色々あるようで食事付きのツアーで事前予約したらしい。
この日一日はワイナリー見学に充てており、たらふく味わって来たようだ。
https://goo.gl/maps/y3FGbcndWyfwChba8

滞在三日目はバルセロナ観光。
カサ・ミラカサ・バトリョカタルーニャ音楽堂などを巡ったようです。
このカサ・ミラは、1906年~1910年にかけてガウディ―により設計された実業家の邸宅。

現在は博物館と3世代に家賃を値上げしないアパートになっている。

外部・内部ともに直線を用いたデザインは見当たらない。

ガウディ―はこの地から望む山々の姿をイメージして設計したされる。
屋上からはバルセロナのシンボルサグラタファミリアが望める、というか市内どこからでも視界に入ってくるらしい。

屋上のデザインも曲線が用いられ、タイルで装飾され独特の世界観がある。
窓に付けられた鉄の窓枠やテラスの手摺など、建築当時のものが使われ、メンテナンスする職人もいる世界遺産のアパート。
築年数が古くなれば「古い・汚い」として資産価値がなくなり、同じような建物ばかり建てられる日本の文化では、あり得ない。

カタルーニャ音楽堂
1905年~1908年にかけてリュイス・ドメネク・イ・モンタネールにより作られた音楽堂。

写真は大ホール。
外壁、内壁共に彫刻やタイル、ステンドグラスで装飾され、19世紀~20世紀初頭のアール・ヌーヴォー様式建物。

バルセロネータビーチとホテル「W バルセロナ」…展望露天風呂はない。

コロンブスの塔。
1888年に建てられたもので写真からは分からないが、約60メートルの高さがある。
https://goo.gl/maps/e6kVFLM8wgqDGh8T6
10:45 バルセロナ エルプラット空港発

滞在五日目はエルプラット空港から飛行機でグラナダ空港へ。
12:20 グラナダ空港着
グラナダで一泊し、グラナダ大聖堂、アルハンブラ宮殿などグラナダ観光。

グラナダ大聖堂。
グラナダにある大聖堂で16世紀~17世紀にかけてモスク跡地に建造されもの。
ゴシック様式ルネサンス様式が混在する荘厳な建造物。

アルハンブラ宮殿
イベリア半島南部にあたり、13世紀~15世紀末ごろ存在したイスラム王朝の要塞都市。
イスラム王朝ナスル朝の時代の建築とされ、初代ムハンマド1世により建築に着手、1492年、スペイン帝国に征服された。
イスラム建築様式の中に様々な建築様式か混在する。

スペインの主要な観光施設の中で、アルハンブラ宮殿の見学チケット(QR)は特に予約が埋まるのが早く、
かみさんの話によれば数月前に予約しておかないと入手が難しいらしい。

手水鉢と狛犬…ではなくて、これはライオンらしい。

パティオ。

細かく入場時間が管理され、なかなかスッと見て廻れないらしい。
左、二姉妹の間
右、諸王の間
何れにしても首が疲れるところだが、現地の係員が上を見上げなくとも自撮りにすればいいと教えてくれたという。
かみさんは何を言われているか分からんかったらしいが、オーストラリアに永住する妹と一緒なので言葉には困らなかったらしい。
また、各観光地には世界各国の言語による音声案内が利用できるが、中国や韓国の言語選択はあっても日本語はない、これが今の日本の立ち位置。

18:35 グラナダ空港発
https://goo.gl/maps/k8LFGHaZ9ZBZXbuHA

20:05 バルセロナ エルプラット空港着

滞在七日目は再びバルセロナに戻り、ビズベ橋やバルセロナ大聖堂など市内観光。
写真はレイアール広場のガス灯。
1879年、若かりしガウディが初めて手掛けたもの。

サン・フェリペ・ネリ教会。
1721年〜1752年に建設されたバロック様式の教会で入口壁面の凹凸は装飾ではなく、1938年に起きたスペイン内戦時に教会に降り注がれた弾丸や爆弾によるもの。

スペイン滞在もこの日が最後、明日はゆっくり朝食をとり、空港に向かう。

姉妹が滞在中に食べたものの一部。
これら何れもカードか、電子マネーがあれば現金は全く不要。
小さな雑貨屋などでの一部にこれらに対応していない店もあるらしいが、ほゞ現金を持ち歩かなくても決済が可能。

https://goo.gl/maps/h2ZpJ94AUrXEasww6
滞在八日目 15:30 バルセロナ エルプラット空港発

日付も変わり00:15 ドバイ国際空港着。

02:40 ドバイ国際空港

17:35 成田空港着。


かみさん曰く、
1.ビールと水はたいして価格差がなく、カラッとした暑さなのでビールが美味しく、テラスでは朝からガンガン飲んでいて、おやじには天国かも知れないとのこと。
2.現地で犬を散歩しているが、リード無しで飼い主の足元から離れる事無く、立ち止まれば足元でお座りして待つなど、日本の御犬様と違いトレーニングが行き届いている。
3.円の価値が低く、なんでも値段が高い。
4.日本人観光客は少なく、遠目に日本人と思える観光客は韓国、中国人ばかり。
5.ドバイとスペインの空路は1時間遅れが当たり前。
6.眠る事を知らぬドバイやスペインの空港と比較すると成田もセントレアも超寂れた空港。
7.とにかく遠い。

…サグラタファミリアが完成したらもう一度見に行ってもいいかも…とか。
現地で沢山撮ってきた写真も纏める気はないようですが、アルハンブラ宮殿とサグラタファミリアは余程印象に強く残ったようだ。