以前掲載した一日市場八幡神社から下街道を西に下っていくと街道は県道352号線と出会う。
県道と街道の分岐には「下街道」を示す看板が立てられています。
左に進めば一日市場八幡神社の西参道に至ります。
目の前の県道352号線松阪町交差点沿いの歩道を右に進みます。
県道沿いを少し進むとすぐに写真の松阪町西交差点に至ります。
下街道はここから県道を外れ交差点北角から一本北側を県道に沿う様に細い道が続きます。
今回はこの交差点角の小さな覆屋と、下街道沿いに鎮座する耳ノ木神社方向で見かけた覆屋の二つを掲載します。
まずは交差点北角の覆屋。
最初は空き地と思い気にも留めなかった、近づくにつれ覆屋の存在に気付き立ち寄ってみた。
覆屋全景。
祠が建つ一画は左に用水が流れ、上手に育てられた野菜が栽培される畑。
おやじが油を売っている間にかみさんがグーグル先生に問いかけ「ここは津島神社」と教えてくれた。
「津島神社」とあるが社名札はなく御札も分からない。
後日、瑞浪市の下街道マップを見ても紹介されておらず、創建など詳細は全く分からなかった。
ここでは不明社としておこう。
地域から今も崇敬されているようで、御幣のついた注連縄も新しい。
下街道は左の県道から右に別れ、不明社の後方から西に伸び集落の中を続いて行く。
集落に降りかかる禍をここで見定めている様にも見えなくもない。
思いあって祀られたものながら、通りすがりの者に思いは推し量れない。
不明社
参拝日 / 2022/04/30
不明社から下街道を進む。
道は狭くなり下街道は地元の生活道路として生きている。
先に掲載した耳ノ木神社、そこに至る少し手前にも不明社が祀られていた。
道の右側に建つ小さな赤い屋根の覆い屋がそれです。
赤い屋根の覆い屋の中には社が祀られいた。
赤となれば身近な印象では津島社か天王社のイメージがあるがここは瑞浪、そのイメージも通用しないだろう。
後方の鳥居。
社標はなく鳥居から先の参道は荒れ果て、踏み跡もなく立ち入りがたい雰囲気が漂う。
鳥居から先の参道は御覧の通り。
御嶽山への道は厳しそうだ、これ以上進めば🐍と遭遇しそうな予感。
この鳥居と手前の不明社が関りがあるのかそれすら分からなかった。
不明社