奈良県宇陀市『蕎麦菜食一如庵』

宇陀方面の寺社を夫婦で回る機会があり、遅めの昼食を取る事に
かみさんがミシュラン☆の蕎麦屋があるので寄ってみる?との提案に乗ってみた
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奈良からお伊勢さんに続く伊勢本街、道蕎麦菜食一如庵はその街道沿いにあります
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築150年を超える古民家を生かした落ち着いた外観のお店
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店の東にある駐車場は以外にも空いている、早速聞いてみると単品であればOK
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庭や店内には当時のアイテムが所々に置かれ古民家の雰囲気が漂う
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4月後半とはいえ陽射しはもはや夏、日陰の庭を通る風が心地よい
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苔の緑も生き生きとしています
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店名の刻まれた一枚板
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店内は古民家そのもの、落ち着いた雰囲気です
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囲炉裏端や畳の部屋もあるようです、どの席からも中庭か玄関前の庭が望めます
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入口側の庭が見える窓際のテーブル席に通される
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テーブル脇に季節の花が飾られ、やかんに入れられ出されたお茶、小物も古さを演出しています
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蕎麦せんべい
コースは当然だめ、単品でもりそばと筍の箱寿司をオーダーする
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間もなくそばが並べられる、まあ、上品な盛り方だ事
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まずは、そのままで味わう
ストレートに蕎麦の風味を感じる印象ではないが、ほんのりと鼻から蕎麦の風味が抜ける

鰹とサバ節の旨みを感じさせるやや濃いめのつゆを漬けて頂く
上品な蕎麦、かみさんの受けは星の様です

田舎蕎麦が好きなおっさんにはこちらの蕎麦、優等生で今一つ突っ込みどころがなく面白くない
ネギ好き人間としては薬味に添えて頂きたいもの
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蕎麦湯はそれほど濃厚ではないがとろみがあるもの
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やがて筍の箱寿司が出てきた、これも上品に飾られています
ゆばで巻かれ、ほんのりと甘辛いタレに浸けられた筍に木の芽、酢飯にゴマがあわせられている
添えられた山菜ともみじが膳を彩る
木の芽の香りが口の中で広がり、筍の歯ごたえと相まって味の方も上品
コースだと季節の野菜や蕎麦粥など頂けるようですが蕎麦と箱寿司だけで充分満たされました

因みにお値段はもりそば@1,000円、箱寿司合わせて4,000円でお釣りが来たような?
古民家の風情と静かな空間の中で見て味わう、ミシュラン☆の評価はそうしたところも評価されているようです、それが一如庵の売りなのかもしれませんね
平日のランチタイムでしたが女性客が大半、女性受けするお店なのは間違いないでしょう

頑張ってお仕事ですね、お父さん

蕎麦菜食一如庵
住所 / ​奈良県宇陀市榛原自明1362
定休日 /  第1・3月曜日、火曜日
営業時間 / 11:30-14:30 17:00-20:00(午後は前日予約)
℡ / 0745-82-0053