八白龍神社

金山総合駅の南口を東へ向かい、大津通を右に進むと沢上の交差点に出会います。
交差点を左に進むと東海道本線名鉄名古屋本線の線路をパスする高架僑があり、橋沿いに道路が続いています。八白龍神社はその道の左側に鎮座しています。

f:id:owari-nagoya55:20210104080147j:plain 駐車場の先に左右を民家、後方に♡ホテルが聳える環境に神社はある。
写真の通りは神社巡りとしては抵抗なく歩ける、道路一本中に入ると煩悩が目覚める妙な空間になる。

f:id:owari-nagoya55:20210104080157j:plain 駐車場から見る八白龍神社全景。
右に社号標があり木の鳥居の先に社殿が見えている。

f:id:owari-nagoya55:20210104080209j:plain 鰻の寝床の様に細長い境内、その先にニノ鳥居を構えている。
社号標は1923年(大正12)と刻まれているように見える。

f:id:owari-nagoya55:20210104080136j:plain 社号標に刻まれた年代に近い地図を遡っても神社の形跡は記されていない。
創建が社号標の年号あたりだとすると、住居の集まりは熱田台地を中心に広がりを見せ、低地にはまだ田畑が見て取れます。龍神を祀る動機は十分にあったのかもしれない。
八白龍なのか八つの白龍なのか、この神社の詳細は掴めませんでした。

f:id:owari-nagoya55:20210104080224j:plain 境内のニノ鳥居前の建物は倉庫なのか、社務所なのかよく分からなかった、住所はとても分かりやすい。

f:id:owari-nagoya55:20210104080400j:plain 境内の手水鉢。

f:id:owari-nagoya55:20210104080411j:plainニノ鳥居から拝所、社殿方向の眺め。

f:id:owari-nagoya55:20210104080421j:plain 神殿域は中央に神明造りの社が二社と左に八白龍神と刻まれた石標。

f:id:owari-nagoya55:20210104080510j:plain 拝所脇には狛犬もしっかりと守護しています。

f:id:owari-nagoya55:20210104080536j:plain 神殿域。
左右に民家が迫り後方にはホテルの壁が聳える、なんとなく薄暗く、風が通り抜ける感覚があまりないようです。

f:id:owari-nagoya55:20210104080558j:plain 中央の小ぶりな社と右の大きな社に社名札はなく社名は分かりませんが、小ぶりの社に龍神が祀られていると思われます。
八白龍か八つの白龍かそれすら分からないけれど、鬼門として八白(北東)のこの地に神社を造ったとすると、南西のなにを守ろうとしてのだろう。
神社仏閣、それとも城か?、八つの白龍も聞いたことがない、五龍なら悩みもしないが、地元の方に教えを乞うのが一番早いのかもしれない。

f:id:owari-nagoya55:20210104080619j:plain 左に八白龍神の紀年碑、この碑の裏側に創建に繋がるヒントが刻まれているのかもしれない。
謎だらけの八白龍神社です。
2020/12/22

八白龍神
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市熱田区金山町2丁目6
公共交通機関アクセス / ​金山総合駅南口から徒歩約10分