車中泊、より快適に・・・・・名古屋キャンピングカーフェア

2021/10/9~10ポートメッセ名古屋1号館で開催された「​名古屋キャンピングカーフェア2021秋​」、今回はそちらの様子を掲載する事にします。

f:id:owari-nagoya55:20211014181535j:plainあおなみ線金城ふ頭。
当日は休日という事もあり、電車を降りると人波はポートメッセ方向とレゴランド方向に大きく2つに分かれました。
キャンピングカーフェアに向かう人波が意外に多く、コロナ禍で需要が増えたアウトドアや車中泊に興味を持つ人が多いのがこの事でも分かる。

f:id:owari-nagoya55:20211014181552j:plain久し振りに訪れた会場、キャンピングトレーラ―、キャンピングカー、軽キャンパー、自動車メーカー特注など場内に目移りするほど展示されていた。

目的は現在の車のシートをフルフラットにした時の快適性向上と車内改造のヒント。
それと数年後に一台にした場合の候補(市中の取り回しが楽、二人が快適に車中泊可、ランニングコストの安い物)を探すのが主目的。
そもそもの目的を見失いそうな会場だ。 

f:id:owari-nagoya55:20211014181611j:plainトレーラータイプ。
相場価格は700万からか、自動車が付かない分、室内は広く、豪華そのもの。
トイレあり、シャワーありの至れり尽くせりの仕様。
軽で引いては行けまい。

f:id:owari-nagoya55:20211014181636j:plainやはり主流なのは商用バンを改造したもののようだ。
上は良く見るもので運転席後方を居住・就寝スペースとしたもの。相場は500万からか。
但し、オプションは山ほどあり、贅沢すれば天井知らず、車重は増え放題。
下はここ数年の流行、軽ワゴンを改造したもの。
限られたスペースなので宿泊目的なのか、宿泊し滞在する用途なのかにより就寝スペースは変り、一人といってもいいだろう。
ルーフに開閉式テントを設けたものは、一人当たりのスペースはゆとりがあるが、車外から梯子なり、室内天井の穴ポコからルーフの昇り降りとなる、それをどう捉えるか。
若い頃ならありだろうが、かみさんは「絶対いや」という。
軽だけに重量増加で走行に与えるストレスや燃費低下がどんなもんだかも想像できない。
主流はターボ付きの四駆となるのも当然だろう。
我家の足はターボの付かない、なんちゃってハイブリットの軽四駆で、カタログ燃費は1liter30kmだとか34だとか夢の様な現実離れした数値が書かれている。
けれど、普通に走ってもカタログ値の6割位、liter18km程度が実情。
こうした用途の車だけに、せめて燃料タンクが1.5倍くらいあれはいいのだが。

f:id:owari-nagoya55:20211014181706j:plainやはり現実的なのは就寝スペースの快適性に特化した車種かも知れない。
こうした車はマットなりパネルでフラットな室内を確保するもので過剰な装備は付かない。
価格的にも買い替えに伴う予算は現実的なものとなる。

f:id:owari-nagoya55:20211014181729j:plain軽にしてはどうなんだと思う金額たけど、近頃の軽は安い物ではないだけに、こんなもんかと納得できる範疇。

f:id:owari-nagoya55:20211014181749j:plain結構軽を改造したものが多く、会場の一部にはキャンプコーナーもあった。
テントに関して今年は色々問題があり、補修なりしたが、10年以上使い回したものの代替えを考えているけれど、就寝スペースでマットを敷いて寝るものから、近頃のものは地面剥き出しでベッドで寝るのが多いようで、サイトによっては蟻やダニなど不快な虫もいたりする。
虫嫌いのかみさんの評価は低い、雨天など考えても同意見だ。
やはりグランドシート付のものがいい、ゆっくり考えよう。

f:id:owari-nagoya55:20211014181810j:plainこちらも軽ベースのもの。
棚やシンク、レンジ付き(携帯バッテリー付き)で一見魅力的。
寝相の悪いおやじはあっちこっちぶつけそうだ、果たしてどれだけ使うのか冷静に考える余地がある。

f:id:owari-nagoya55:20211014181826j:plainセカンドシートに板を張りフラットな室内を作るもの。
ルーフテントで4人まで就寝可とある。
テーブルは良いかもしれない、オートキャンプだとこの大きさは物足りないか。

f:id:owari-nagoya55:20211014181842j:plain既存のシートはそのままにマットを展開しフラットにしたもの。
今の凸凹シートの打開策はこの方法かもしれない。
敷布団やエアマットを膨らませて使用しているけれど、エアーマットは寝返りを打つたびに音がする、一枚だとそのたびにパートナーに揺れが伝わる。最近は一人用のエアマットを使用している。

f:id:owari-nagoya55:20211014181903j:plain折りたたんだシートの上を板で覆っている。
支えはヒンジなのね、マットは裏から見ると仕上げが気になるところ。
板とクッション材と表皮を張ってタッカーで止めれば作れそうだ。
これなら車体に穴あけは不要か。

f:id:owari-nagoya55:20211014181918j:plainバックドアはベースとなる箱の組合わせでその上にボードを置くようだ。
これも車体に穴あけは不要で行けそうだ。
折り畳みのサードシートは取ってしまうか(違法車両となるが)。車検の際には戻せばいいか。

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メーカーオリジナルの車両も展示されている。新型のD5をベースにルーフテントが付いたもの。
この車は運転席、助手席が回転可能。このシートは是非とも欲しい、スペースギアに付けれないか相談したいところ。
前の二席が180度回転すると狭い空間にゆとりがもてるし、セカンドシートをテーブルにすることで軽食も摂り易い。

f:id:owari-nagoya55:20211014182055j:plainこれはいいよな。昔は電車の座席の様に前後反対にできたものだ、やがて単独になり、豪華になりボコボコしたものになって坐り心地はいいものだが、使い勝手は悪くなった気がする。
この仕様にするために失うものもあるけれど、どれだけ必要か天秤にかけるとこちらの方がありがたい。
車種によっては標準でもいいと思う。

f:id:owari-nagoya55:20211014182112j:plainD5でこの値段かぁ。標準ルーフでいいのでもう少し装備が何とかならんものか。
値段に含まれないオプションが多く、これもやりだすと高いものになりそうだ。

f:id:owari-nagoya55:20211014182131j:plain比較的我が家で受けたのがこの形態。
ほぼノーマルに近い姿で邪魔なものの出っ張りは少ない。

f:id:owari-nagoya55:20211014182149j:plainこれも普段はボードを外し荷室に収納するタイプ。
これくらいが現実的でいい。
荷室スペースがあれば携帯バッテリーも温水器や家電は収納すればいい。

f:id:owari-nagoya55:20211014182204j:plain二人ならルーフテント不用、背面キャリア不用、少しは軽くなる。
ハイブリットなので軽くらいは燃費は伸びるだろうし、タンクも少し大きいはず。

f:id:owari-nagoya55:20211014182321j:plain冬はエアーヒーターがあるので助かるだろう、夏は冷風機かサーキュレータがあればいい。
我家のニーズは現実味のある選択として先の1車とこれかもしれない、欲を言えばもう少し最低地上高が欲しいかな。
ただ前記のものは外国製、外車は過去の事例からトラブルが多かった、二度と買いたいとは思わなかった。
使いたいときに確実に動き、多少の悪路だろうが、雪が降ろうが戻ってこれるものが一番、車は道具としか見ていないので、妙な自動制御は要らないし、パワーなんちゃらも不具合要因が増えるだけ、個人的には余計なおせっかい的な存在かも知れない。

f:id:owari-nagoya55:20211014182338j:plainトレーラータイプも昔から出ているけれど、比較的コンパクトなものとして一枚。
車検や駐車スペースに余裕があればいいかもしれない。
軽では牽引できないナ。

f:id:owari-nagoya55:20211014182357j:plainこれ面白い車、軽トラの荷台を改造したものでパッと目キッチンカー。
荷台側面の扉を倒せばテーブル、その上に収納式のタープが付く。

f:id:owari-nagoya55:20211014182413j:plain軽トラベースなのでセカンドシート等考える事無く限られた容積を使う事が出来ている。
普通の軽乗用車の重量に対しどれだけ重量があるのか興味のあるところ。
遊びに特化した用途であればありかも知れないが、日常使いでスーパーに買い出しするには面倒で歩いてしまいそうだ。
これからもガソリンスタンドは減っていくだろう、やはり燃料タンクの容量は気になるところ。

今回各ブースを見て、所有する車のリフォームの方向性が決まったように感じる。
パイプフレームで作るベッドスペースには抵抗があっただけに、木をベースに寝台を作る。
これでいこう、サードシートも重たいだけで、今は不要なのも同意は得られた。
直ぐに脱着できる方法を考えてみようと思う。
回転シートにしても三列目取り外しにしても改造申請は必要だろう、メーカーに一度相談だ。