紅葉の秋、獣と遭遇の秋?

くそ暑かった夏も過ぎ、漸く半袖短パンの出番もなくなり衣替え。
一気に冷え込み、雪も舞うようになってきた。
富士山麓で秋キャンプを考えていたが、家の修理やなんやかんやで機会もなく、気が付けば温度差で体の節々の潤滑油も固まりだし行き逸れてしまった。
そんなことから最近は、東部丘陵地帯の低山散策や周辺の寺社を訪れる機会が多く、紅葉の時期を控えてそうした場所に行きたくなる欲求も増えてくる。

最近マスコミは熊出没情報を盛んに流しているが、なにも急に増えた訳ではなく、身近な場所でも以前から熊は出没している。
そこで直近の愛知県内の熊出没情報を閲覧して見ました。

上は昨晩10/24に確認した愛知県が発表している県内の確認情報。
情報が届いていないのか、リストに打ち込み最新化するマンパワーがないのか、7月末以降更新されていないようで、情報は実態の数値とかけ離れ、リストから見れば8月以降確認されていない事になる。

上は目撃情報の地域を〇で囲ってみました。
こうして見ると山間部のみならず身近な里山でも目撃されているのが分かります。

黄色の〇はなんじゃい?
これは豊田市が公表している目撃情報の一部を黄色で示したもので10/24の情報も含めています。
愛知県情報と市町村情報の情報共有が出来ていないのか、紙で伺い書を作り、膨大な承認系統を経ないと更新ができないのか、役所のすることは良く分からないが市町村情報とは遅れがあるようです。

冬眠を前にして熊の餌となる木の実が凶作と伝えられます。
実態を見ていないのでなんとも言えないけれど、人里近くまで来ているのは確か。
情報には上がらないものを含めると、件数は更に増えるのだろう。
これから紅葉で足を運びたくなる県東部の情報は豊田市を見た方がいい。

「鈴は役に立たないし、最近の熊は人を見ても逃げない」高山の山間部に住む方の生の声でした。
渓流釣りをされる方は一度や二度は出くわしたこともあると思いますが、今や独りで低山ハイクに向かったり、山中の神社を訪れる場合といえど、何かしら対策をしていくのがいい。

具体的になんだ、となる。
コストを考えると言い古されたラジオや鈴となるのだろう。

クマ除けスプレーは効果を見ていないので分からないし、小遣いでは買えない。
ラジオは電波次第だし沢筋では音は消される。
爆竹?山火事になるだろう。
・・・と考えるとお守り程度にお手軽な鈴なんだろう。

最近の自分は鈴とポール、併せてキャンプ用のナイフを持っていき、見通しのきかない山道では柏手を打つことにしている。
柏手が効果あるかは不明ですが、不安な気持ちが落ち着くことは確か。
出くわさないのが一番だろうが、こればっかりは分からない。

それでも運悪く目の前で熊に遭遇した場合どうする?
一部に「熊は話せばわかる」という、ならば「君はとても強い、危害は加えないからまあ、ここに座ってさ、冷静に話し会おうよ」なんて話してみるかぁ。

獣は何も熊ばかりじゃなく至る所にいる、豊田市が公開する「ツキノワグマ痕跡識別ガイド」は知っていて損はなさそうです。
独りで出かける事の多い自分、最近は実に危ないおやじになっている。

令和5年度愛知県公開 ​ツキノワグマ確認情報​​
豊田市 ​ツキノワグマ痕跡識別ガイド
豊田市 ​令和5年度の出没情報
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