今年で終わりを迎える「曽木公園の逆さモミジライトアップ」

11/23
土岐市曽木町にある曽木公園の紅葉ライトアップ、35年間開催されて来たが今年で最後となる。
かみさんが最後くらい見ておきたいと云う事で出かけました。
平日だった事もあり午後に家を発ち、市内を出てからは渋滞もなく、山道では先行車・後続車とも出会う事もなく15:00には到着。
到着した時刻には曽木公園前の無料駐車場は既に満車、ライトアップには当然早い。

「バーデンパークSOGI」でライトアップまでのんびり風呂に入り、晩御飯を食べてから見ようと考えていました。
曽木公園の向かいにある日帰り入浴施設「バーデンパークSOGI」の施設利用者は、公園周辺の駐車場が満車であろうが気にすることはない。(虚偽申告で施設に駐車の場合施設利用料徴収)

施設は入湯料600円と高くなったスーパー銭湯に比較すると懐に優しい。
レストランも有りますが、訪れた時はなぜだか14時に終了しており、晩御飯を食べ損ねる。

露天・内湯・サウナ・大好きな電気風呂もあり時間は潰せるのだが、くつろぎスペースが少なく、再入場も出来ないので車で時間潰しも出来ない。
とはいえ、この季節日没も早く17:00には暗くなるのでライトアップされた紅葉は楽しめる。
人で溢れる公園に向かう。
地元の方による出店もあり、豚汁やコロッケなどが平均300円ほどで販売されていました。
公園へは協力金300円を支払い入場します。
この日はTVの中継車も入りさほど広くもない公園はすし詰め状態。
公園内には4つの小さな池があり、その周囲にもみじが植えられライトアップされた紅葉が水面に映り込む。

事前の下草狩りから池の清掃、照明のセッティングなど地元住民の手作りで運営されてきました。
山間地で当たり前のように進む、人口減少や住民の高齢化により今年をもって最後となります。
水面に映し出されるもみじも今年が見納めです。

沢山撮り納めた中から人の映り込みの少ないものを数枚あげます。

水面に写るもみじはどこの池でも美しく見られます。

人の集まる池は決まっており、その周囲には黒山の人垣ができ、密集状態で無理に割り込むと前の人は押されて池に落ちかねない状況。

瑠璃光院の紅葉を彷彿とさせるものがある。
瑠璃光院は最前列の人が屈んでくれるので、後ろからでも鑑賞できますが、ここは最前列で立って眺めるので、車椅子やベビーカーの子供連れにはとてもじゃないが近づけない。

かみさんや自分も人垣の中に紛れ込もうとしたが諦める。
他の池も同様に美しく、無理に紛れ込む必要はないと感じる。
池に落されるよ。

空が暗闇に包まれると水面に黒い空を背景にライトアップされたもみじが浮かび上がる。

交通整理を終え、お風呂で温まる地元の方々の会話が耳に入ってきたた、「平日でこれだろう」「今年は紅葉はダメ」とか聞こえてきました。

確かに、今年の紅葉は、「も」と云った方がいいのかな、鮮やかさに欠ける。
紅葉する前に枯れていく感じで、雑誌やTVなど盛られた絵を見てガッカリすることが多くなってきた。

19:00前には公園を後にして家路に向かうが、公園に続く国道363号線の対向車線は、公園の手前約1㌔から駐車場待ちの車が連なりピタッと止まったままだった。

帰り道も至って順調、対向車は少なく周囲は真っ暗、途中曲がる場所を見落としたが、それでも行きより早く市内に戻ってこられた。
御飯は食べ損ねたが最後の曽木公園ライトアップ十分堪能できた。

曽木公園もみじのライトアップは11/25まで。

バーデンパークSOGI (https://www.badenpark.net/index.php)
所在地 / 土岐市曽木町1300-1
入湯料600円
レストラン有り(11/22は14時終了していた)
露天・内湯・サウナ・電気風呂・ドラライヤー有
湯質 / 塩素臭強目の無色透明
名古屋市役所から曽木公園 車アクセス / ​45㌔・約80分
訪問日 / 2023/11/22