五条川に架かる裁断橋のある堀尾趾公園。
前回までは東側の神社を回りましたが、今回から西方向の神社を巡ります。
堀尾趾公園の北側を東西に延びる県道176号線、そこを西に10分程先の天王町交差点に向かいます。
天王町交差点から北東方向の眺め。
稲荷社はこの交差点角に鎮座します。
鎮座地はこれまでの丹羽郡大口町から江南市天王町に変わります。
五条川右岸の柳街道脇に鎮座します。
交差点から見た稲荷社全景。
歩道と社地は山茶花の生垣で別けられている。
社頭には幾つもの赤鳥居が立てられ稲荷堂に続いている。
天王町の稲荷社はGマップ上では記されていましたが、今昔マップon the web上で記されておらず、創建時期の推測は出来ない状況でした。
神社庁・自治体など調べて見ましたが、由緒など詳細は分からなかった。
なので写真のような稲荷社がここにあります、としかお伝え出来ない。
外観は県道沿いに南向きに鳥居を構え、寄棟瓦葺の稲荷堂があり、佇まいは地域に住む稲荷講信者の方々が祭祀したものか、見方によっては個人祭祀のようにも見えます、しかしそれも定かにはならない。
鳥居から堂の眺め。
鳥居の先には燈籠と狛狐の姿がある。
堂前を守護する一対の狛狐、寄進年は未確認です。
悲壮感漂う痩せたものではなく、いかにも狐らしい姿をしている。
けっして広くない境内ですが、左には手水鉢、燈明台も備えられており、左奥に石碑が建てられています。
参拝を済ませ、堂内を見させてもう。
社の姿は確認できず、伏見稲荷系?豊川稲荷系?、ひょっとしてお千代保稲荷から勧請されたものか定かではない。
境内の石碑。
「井上鍬次郎翁之碑」と刻まれているように見える、この地に貢献された方なんだろう、碑文を見なかったので、調べてみたが分からなかった。
堂から社頭の眺め。
天王町「稲荷社」
創建 / 不明
祭神 / 不明
所在地 / 江南市天王町五反林8-8
参拝日 / 2024/01/26
堀尾趾公園駐車場から稲荷社 / 公園北側を東西に延びる県道176号線を左折、天王町交差点まで徒歩10分。
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