村社  稲荷社



立ち飲みやを訪ね、通りがかりに稲荷さんを見つけたので立ち寄ってみました。
由緒等の案内がなく、東海市史・通史編【平成2年(1990)3月1日発行】 からの抜粋になります。
尚、御朱印を頂けるか、確認は出来ませんでした。


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祭神は倉稲魂(宇迦之御魂)。


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社伝の文書(複写)に、「右勧請者寛政二年三月吉辰、尾州愛智郡柴田新田稲荷、京都本宮稲荷祠官毛利加賀守中祀式勧請」とある。
倉稲魂は、元来は穀物神であり、江戸時代には、農村や都市で商業神、屋敷神として、全国的に信仰を集めた。京都本宮稲荷は、京都伏見のお稲荷さんのこと。

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当新田は北柴田新田(名古屋市南区)と同様、名古屋の商人柴田屋新兵衛二より、宝暦4年(1754)に改築された。
現在の社殿は、伊勢湾台風により流失後、昭和41年(1966)に再建されたもの。

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境内には、秋葉、金比羅、津島、竜神などの諸社が合祀されている。
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アクセス
名鉄常滑線「柴田」下車、南に向かい、天白川にかかる「千鳥橋」を渡り右折、徒歩15分

東海市史・通史編