『別小江神社』

別小江神社 
 
 別小江の名称は川の分流をさす意味と云われています

直ぐ北に矢田川、その先には庄内川の河川が流れ、少し下流で合流する

 どちらも天井川で周辺では古くから氾濫に悩まされ

近くの​『羊神社』​や​『伊奴神社』​等の由緒にも「氾濫」のwordが必ず出てくる土地柄です

 別小江神社は現在の矢田川南岸に鎮座しています
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2018/1/6かみさんと一緒に参拝に訪れました

 晴れてるのか、曇ってるのかはっきりしない寒い昼下がりです

某スーパーに車を停め西に数分歩く
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やがて社号標と略記の掲げられた通りが右側に現れます

 左右には燈籠の台座らしきものも残されています
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昔の長い参道の先には杜が見えています 
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新年を迎え、訪れる参拝客は絶える事はありません
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鳥居手前の略記を纏めてみました
 こうした環境は初めて訪れる者にとってはありがたいものです
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神社幕も建ち正月の装いですネ
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鳥居左の手水舎、臨時自転車置き場?の様相です
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門松と五三桐の入る神社幕でめかし込んだ拝殿
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鮮やかな色彩の奉納絵馬が掲げられ目を楽しませてくれます
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拝殿に掲げられた扁額と本坪鈴
 拝殿内から先はビニールカーテンで覆われ良く見通せません

ところで扁額と本坪鈴を見ていて気づいた事が
 神紋に対し?を見つけました
参拝の際には?を探してみては如何でしょうか
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神社幕を背景に拝殿前の狛犬
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拝殿、幣殿を覗う、本殿の全容は杜に覆われ撮る事ができませんでした
拝殿横には境内社が纏められています、手前の社は金刀比羅社(右)と蛭小社(左)
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清正の石
拝殿右側に石柱が置かれています、家康の命により加藤清正名古屋城石垣工事の際
稲置街道に架けられた石橋「清正橋」の一部と云われます
重機やツールが限られた時代、目標達成のため、先人が注いだ知恵とエネルギーの結晶が残っています
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当日公開されていた神輿、色鮮やかです
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名古屋には古事記の載る二つの伝説があるそうです
一つは熱田神宮に伝わる白馬伝説
もう一つが別小江神社に伝わる神功皇后神羅遠征に向かう際の伝説
イラストで「別小江神社物語」として紹介されています
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かみさんのお目当ての御朱印
カラフルな期間限定御朱印は愛好家を引き付ける様です、大勢の方が待っておられました
この2月も1日~7日まで節分限定御朱印があるようです


別小江神社
平安時代延喜式神名帳尾張国山田郡別小江神社の記録が残る歴史ある神社
江戸時代は六所明神とも称した
元は現在地より東北(合流点から遠ざかる)に300m程にあった千本杉と呼ばれた場所に鎮座していた
1584年(天正12)織田信雄の命により現在地に遷座
1945年(昭和20)戦火で焼失、1966年(昭和41)に再興された
安産、小児の守護神、寿命の神様として源義家、為義郷、織田・豊臣・徳川と崇敬された神社

創建 / 不明
祭神 / 伊耶那岐命、伊耶那美命、天照大神、月読尊、須佐之男命、蛭子命
境内末社 / 八幡社、  日神社 、日神社 、 金刀比羅社 、御嶽社 、 津島社

住所 / 名古屋市北区安井 4-14-14
アクセス / ​地下鉄名城線「平安通」⇒上飯田線「上飯田」下車​ 徒歩20分程
URL  /  http://wakeoe.com/html/index.html
℡ / 052-912-5974