名古屋市昭和区汐見町
町名の由来は、文字通り海を望める立地であった事から来ているようです
東部丘陵地帯の昔は山々の間に田や畑が点在し、農道が通っていただけの土地でした
それも都市化により丘陵地を残し道路が整備されて行きます
山崎川東の檀渓通りから東方向は勾配があり、曲がった道が多いところです
住宅地が広がる現在でも緑が多く残っています
須佐之男社は
玉垣に囲まれた、住宅街の一画に鎮座しています
上段は現在から120年ほど前のこの辺り
下段左が60年ほど前、右が現在、移り変わりが見えて来ます (今昔マップより加工)
須佐之男社正面全景
先程の地図でも60年程前にはここに神社は記されていません
それ以降、新たに創建または
遷座したものなのでしょう
石鳥居の直ぐ先には切妻の拝殿、左に手水舎、右が集会場の様です
小さな拝殿ですが、木造ならではの温もりを感じるものです
参拝当日、氏子の方々が境内の手入れをされていました
拝殿内からは本殿が良く見えます
内部は祭殿備品が整理して置かれています
須佐之男社本殿は、綺麗な曲線を描いて積まれた石垣の上に祀られています
手前には、小振りながら勇猛な趣の
狛犬が本殿を守護しています