道は緩やかに山崎川に向かって緩やかに下る「山崎の坂」です
山崎の坂の途中の右側に「曹洞宗 竜雲山 法泉寺」の白い立て看板と、宿駅制定400周年記念で建てられた東海道の道標があります
その先は車一台がやっと通れるくらいの細い道が伸び、先で直角に右に曲がっているようです
ここが「法泉寺」への入口
正面左に秋葉社の玉垣が見えますが、今回は法泉寺の仏像拝観が目的なのでこちらは次回記載とします
その先は車一台がやっと通れるくらいの細い道が伸び、先で直角に右に曲がっているようです
ここが「法泉寺」への入口
正面左に秋葉社の玉垣が見えますが、今回は法泉寺の仏像拝観が目的なのでこちらは次回記載とします
入口から法泉寺に向かうと正面に句碑が建てられています
道はそこから直角に右へ曲がり法泉寺境内に向かう上り坂となります
傾斜地に石垣を積み、その上に境内が作られているようです
坂の途中に南を向いて山門が立ち、正面に本堂、その右が庫裏の伽藍
坂の途中に南を向いて山門が立ち、正面に本堂、その右が庫裏の伽藍
山門扁額「龍雲山」
瓦葺き寄棟の法泉寺本堂全景、正面には見事な枝振りの楠が聳えています
境内から西を眺めると、街並みは眼下に広がり、ここが如何に高台であるか分かると思います
今ではとても海を望めませんが、海岸線が近かった頃には熱田から東を眺めた時、この地域の高台がまるで海に浮かぶ巨大な松の島に見えたことから松巨嶋と呼ばれたそうです
境内から西を眺めると、街並みは眼下に広がり、ここが如何に高台であるか分かると思います
今ではとても海を望めませんが、海岸線が近かった頃には熱田から東を眺めた時、この地域の高台がまるで海に浮かぶ巨大な松の島に見えたことから松巨嶋と呼ばれたそうです
本堂扁額
本堂を拝まさせて頂こうと向かう、留守?
引き戸が開くものか確認してはいないけれど、これ以上は控えました
こちらの本尊の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩は弘法大師作と言われ、是非ともお目に掛りたかった
楽しみに訪れたものの、時には諦めも必要、またの機会とします
法泉寺はその昔、尾張国愛知郡井戸田に薬師寺という寺があった、 弘法大師の巡錫を期に真言道場として栄えたと云われます
一時は荒廃するものの、1642年(寛永19)二代壽公和尚が当地に再興、後の寛政年間に曹洞宗へ改宗、龍雲山法泉寺と改められたと云われます
ここから南の薬師通りの名の由来は、法泉寺の薬師詣りの名残りとも言われるようです
こうして訪れると、外観から受ける印象とはかけ離れた古刹である事が分かります