小牧市大字南外山『天神社』
航空自衛隊名古屋小牧基地の東に沿って南北に伸びる県道102号線、犬山街道としても呼ばれ、江戸時代には名古屋城下と犬山城下を結んでいた。
名古屋方面から小牧基地左に見て犬山街道を少し北上、南外山交差点を右折するとすぐ左に写真の鳥居が見えてきます、南外山『天神社』です。
白い鳥居と額、整地され間もない感じがする境内の先に南を向いて社殿が鎮座します。
鳥居から見える南外山交差点とその先に空に浮かんだ建物が印象的。
サイロの上に建つていて恐らくは機械室かと思われますが、遠目に見るとサイロの上に建つ一軒家。
境内左に手水鉢、龍はいません。
後方の建物は南外山会館。
南外山『天神社』社殿全景。
社殿域は天神社と津島社の二社が祀られているようです。
門松や神社幟も建ち、あと数時間で新しい年を迎える準備は万端のようです。
正面が天神社。
祭神は菅原道真、来年の干支の丑がつきものですがこちらで牛は見かけませんでした。
覆屋の下の社は流造で3本の鰹木と外削ぎの千木が施されています。
今年は初詣にはいきません、こちらで参拝させて頂きます。
斜めからと側面から社殿。
小さいけれど細かな彫飾り施されているようです。
天神社の右が津島社。
こちらも参拝させて頂きました、僅かな賽銭大きな祈願「疫病退散」。
こちらの天神社、色々調べて見ましたが創建に繋がる情報には辿り着きませんでした。
年代別の地図でもこの場所に鳥居が記されるのは昭和に入ってから。
境内の白い鳥居に刻まれた年号は2010年(平成22)、一番古そうな手水鉢の年代は分かりませんでした。
平成という事はないでしょうが、周辺の区画整理や犬山街道沿いという事を考えると、近隣から遷座してきた物かも知れません。
いずれにしても詳細は分かりませんが、街道を挟んだ各集落ごとに氏神さまが祀られていても不思議ではない、それほど古い道筋です。
2020/12/31
天神社・津島神社
創建/ 不明
祭神 / 菅原道真
境内社 / 津島社
住所 / 小牧市大字南外山259
今年一年、このブログを訪れて頂きありがとうございました。
流行病も東京で千人を越えてしまいました、間もなく訪れる新年が皆さまにとって良い年となりますように。
来年もよろしくお願いします、お元気で。