「八幡神社」​愛西市立田町

2023/07/21
今年はさぼってしまい蓮の開花時期の夜明け前に名古屋を発つことが出来ず、蓮の花を見に行っていなかった。
梅雨も開け夏休み初日のこの日、輪中の神社を巡るため、遅ればせながら森川花はす田と船頭平河川公園に立ち寄ってきました。
名古屋を9:30に出て下道を走り、ガソリン店頭価格の推移(¥160~¥178)に驚きつつ車を走らせ、森川花はす田近くの道の駅立田ふれあいの里到着は10:30を過ぎていました。
道の駅の駐車場は空き待ちの状況で、大半が車を停めて蓮田を目指しますが、盛期のように写真撮影で長時間留まることはないので少し待てばすぐに空く状態でした。

この日の蓮田。
やはり時期は過ぎていました、それでもチラホラ蕾も残り、一部に花も咲いていました。
後方は​富岡神社(古木江城跡)の杜。

​富岡神社の後方が陽影になるため、この辺りにはこれから咲く花も残っていました。

陽射しと空は見るからに暑いが、すぐ西の鵜田川やはす田から、時折吹き抜ける風が意外に涼しい。

こうした撮りづらい葉の陰などには蕾が残る。

​富岡神社(古木江城跡)。
絶好の木陰を作る杜の中に車を停めて涼む人も見られました。

判っていたとはいえ、蓮の花は終わりを迎えていました。
森川花はす田
所在地 / ​​愛西市森川町村仲
訪問日 / 2023/07/21
さて次は木曽川を渡り船頭平河川公園の蓮も見に行こう。

船頭平河川公園の蓮、ほゞ蓮の実ばかり。

蕾は少なく、ほゞ終わり、残念。

船頭平閘門。
運良く船が来れば門が開く所も見られるかもしれない。(長良川から木曽川方面の眺め)
樋門を渡り船頭平閘門木曽川文庫方向に向かい、近くに鎮座する八幡神社に向かいます。

船頭平閘門管理所・木曽川文庫。
八幡神社はこの建物の向かいに鎮座します。

​船頭平閘門と国営木曽三川公園船頭平河川公園

所在地 / ​​​愛知県愛西市立田町福原272​​
訪問日 / 2023/07/21
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管理所の南に鎮座する八幡神社の後方全景。
木曽川堤を走る県道168号線、堤防の上面に仰ぎ見るように聳え立つ送電塔、その脇に小さな杜の八幡神社が鎮座する。

八幡神社周囲の光景。
ほゞ南向きに社頭を構え、大きな松を主とした八幡神社の杜が境内を包みこんでいます。

社頭全景。
堤の上に鎮座する事もあるのか、輪中の中に鎮座する神社に比較すると、社地の石垣は比較的低く作られ、石の明神鳥居と本殿のみのシンプルなもの。

鳥居の額は八幡神社、鳥居のすぐ先に本殿が祀られています。

本殿域全景。
角の取れた石を積み上げた本殿域に基壇を設け、板宮造りの本殿が祀られ、周囲は玉垣で囲われます。
手前の春日灯籠の寄進年は見忘れました。

八幡神社本殿。
神社創建時期や祭神は定かではなく、恐らく応神天皇をお祀りするものと思われます。
御利益は武勇長久?、ここの土地柄から見ても厄除けを主として祀られたものか。

上は明治24年頃の当地とほぼ現在の比較。

左の地図に鳥居が現れるのは昭和43年からで、それ以前の地図には鳥居は記されておらず、これを持って昭和のこの時期が創建?とは一概に思えないものがある。

水と鬩ぎあい、地形も変わってきたこの辺りですが、鎮座地は明治の時期でも水田外れの陸地に位置し、何らかの形で祀られていたかもしれない、或いは水没地域から移されて来たのかも知れない。
由緒がなく分からない事ばかりですが、燈籠の火袋に賽銭を置き参拝させてもらいました。
こうした樹々に包まれた神社の境内は、良く縦横無尽にクモの巣が張るものです、こちらの境内はクモの巣が切れ、日頃から参拝に訪れ方が見えるようで、境内も綺麗に手入れされていました。

境内から眺める光景、鳥居は平成9年(1997)に寄進されたもの。
右手の堤の森の先が長良川木曽川を繋ぐ船頭平閘門、この堤から左は緩やかに下がり田畑が広がっています。
ここから集落に降りた少し先に福原新田町の神明神社がありますが、寄るのを忘れていました。
最近こんなことが多い。

最後に堤を走るだけなら車格は問題ないけれど、一歩下に降りれば軽もやっとの道ばかり、運転に自信のない人は車で立ち入らない方が賢明です。

八幡神社
創建 / 不明
祭神 / 応神天皇?
所在地 / ​愛西市立田町十六石山1261