兵庫県神戸市の灘の酒蔵と有馬温泉を一泊二日で訪れてきました。
初日は灘五郷(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)の魚崎、御影郷、西郷の酒蔵の一部を巡り、有馬温泉に宿泊しました。
西宮神社参拝から始まった最終日。
お互い道草が多く(ほゞ自分のなんだろう)、灘五郷の今津郷を巡ることなく、西宮郷の酒蔵を巡って終わりを迎えます。
阪神電車西宮駅から西宮神社、訪れた三蔵を〇で囲んで見ました、移動は全て徒歩。
文久2年(1862)白鹿酒造の分家初代辰馬悦蔵が西宮のこの地に創業したのが始まり、白鷹の名には鳥の王様鷹と酒の清らかな色を白と表現し白鷹とされ、芥川龍之介、富岡鉄斎も愛飲していたようです。
西宮を歩いているとその場所の歴史の一部を垣間見ることができるようになっていました。
白鷹禄水苑に併設されている竹葉亭では鰻え四季折々の食事も楽しめます。
無料でなくてもいい、せめて〃これくらいは味わいたい。
二枚上の写真にある三本のボトルの右側のもので量り売り販売のみもの。
今回現地で買ってきた酒の中では、暑い夏にキンキンに冷やして刺身を肴にして飲むには適した酒だと感じ一枚記録に残して見た。
白鷹禄水苑
所在地 / 兵庫県西宮市鞍掛町5-1
西宮神社から徒歩ルート / 白鷹禄水苑まで約15分
涼しい場所で腰掛けて飲んでいると根っこが生え、動くのが億劫になってきます、根っこが張る前に次の目的地酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)酒蔵館に向かいます。移動時間は素面ならここから5分程南になります。
手前の道路を隔て白鹿クラッシックと記念館があり、白鹿クラッシックでは試飲販売や食事をとることができます。
白鹿、黒松白鹿の名で知られる辰馬本家酒造は飲む機会も多いと思います。
創業は寛文2年(1662)で、徳川四代将軍家綱の頃、初代辰屋吉左衛門が西宮の邸内に井戸を掘ったところ、その水が清冽甘美であったため、これを用いて酒造りを始めたのが起こりという。
ひと昔前にはこの広場は酒樽の洗い場として使われ、中央の櫓を使い井戸水を汲み上げ樽を洗ったそうです。
屋外から入ればここはエアコンも利き別世界。
二列に石が敷かれた板石道と呼ばれる大八車用の石畳は、宮水を水樽に詰めて大八車に積み込み、井戸場から港まで繋がっていたそうです。
人感センサー仕掛けなのか、展示物に近寄ると板石道を曳かれる大八車の音が流れてきた。
今では見事に復興され、街を歩いていてもそうした名残を見る事はありませんが、人の記憶は薄れ、やがて忘れ去られていくものですが、風化させず後世に形として残しています。
所在地 / 兵庫県西宮市浜町4-2
白鷹禄水苑から徒歩ルート / 南へ5分程
飲食施設と直売所が併設され施設。
上は店内の光景、多種多様な商品が販売されており、直営店限定販売のしぼりたて原酒、原酒 辛口、樽酒など有料試飲や購入ができます。
無料試飲の舐める程度の量に比べれば遥かに多く、利き酒慣れして一般の素人にはありがたいもの。
そもそも利き酒は香りやとろみ、色味、口に含んだ時の印象を比較するもので、口に含んだ酒は吐き捨て飲んじゃいけないもんですが、飲み切ってしまう我々素人は飲んで旨いか否かくらいしか判定できない。
こちらでもしぼりたて原酒以外の二種を味わい、自分に合った原酒辛口を買い求めリュックは収納限界。
余談ですが、私が卒業した会社も畑は違う物の同業者でこうした人材を官能員と称して、製品比較のみならず薬品混入の有無までさせていた。
つまり口に入れるものを提供しながら白黒だけではなく、グレーが存在する会社で、異物にしても部長判断でこのレベルなら良しとしてロット廃棄しない会社、そこには人事評価が見え隠れし、表面化すると自己保身に走るのが平気でまかり通る一流会社で、手が後ろに回る事もなく無事にゴールできたことに感謝するしかない。
世の中には知らない方が幸せなことも多い、また真実も氷山の一角しか公表されるものではない。
長くなってしまったので次の目的地に向かう事にする。
白鹿クラシックス
所在地 / 兵庫県西宮市鞍掛町7-7
G先生の導きでは移動時間は徒歩12分とあった。
しかし燃料が満たされ、積み荷の多い自分の足ではそのタイムはクリアできなかった。
施設は他の蔵同様、飲食施設と販売スペースを併設したもの。
日本盛の名も知らない人はいないと思うほど身近な存在。
意外にも1889年(明治22)西宮企業会社として歩みを始めた会社だそうだ。
趣きという点ではなんとなくものたりない。
こちらも無料試飲と有料試飲がありますが、当日訪れたなかでは一番人出があり落ち着いて味見する雰囲気ではなかったが、折角訪れたので限定大吟醸2023を有料試飲した。
売店もこの時は混んでいて結局こちらでは買う事はなかった。
たまたま当時か混雑していただけの事だと思いますが、海外から安い円でガンガン買われ、購入するに時間ががかると居心地は良くないもので足早に煉瓦館を後にして。
帰途に着くため駅に向け歩き始めました。
二日間、灘を訪れ感じた事は、大陸から訪れた観光客の多さと、為替の影響から信じられない量の酒を買い求める勢いの違いをつくずく実感しました。
日本酒の美味しさが認知されるのは嬉しい反面、金にものを言わせ買い求める大陸に広めることが果たしていいのか疑問に感じる。
かつての日本もそうして見られていたんだよねぇ。
日本盛 酒蔵通り煉瓦館
西宮神社参拝から始まった最終日。
お互い道草が多く(ほゞ自分のなんだろう)、灘五郷の今津郷を巡ることなく、西宮郷の酒蔵を巡って終わりを迎えます。

阪神電車西宮駅から西宮神社、訪れた三蔵を〇で囲んで見ました、移動は全て徒歩。



文久2年(1862)白鹿酒造の分家初代辰馬悦蔵が西宮のこの地に創業したのが始まり、白鷹の名には鳥の王様鷹と酒の清らかな色を白と表現し白鷹とされ、芥川龍之介、富岡鉄斎も愛飲していたようです。

西宮を歩いているとその場所の歴史の一部を垣間見ることができるようになっていました。


白鷹禄水苑に併設されている竹葉亭では鰻え四季折々の食事も楽しめます。


無料でなくてもいい、せめて〃これくらいは味わいたい。

二枚上の写真にある三本のボトルの右側のもので量り売り販売のみもの。
今回現地で買ってきた酒の中では、暑い夏にキンキンに冷やして刺身を肴にして飲むには適した酒だと感じ一枚記録に残して見た。
白鷹禄水苑
所在地 / 兵庫県西宮市鞍掛町5-1
西宮神社から徒歩ルート / 白鷹禄水苑まで約15分
涼しい場所で腰掛けて飲んでいると根っこが生え、動くのが億劫になってきます、根っこが張る前に次の目的地酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)酒蔵館に向かいます。移動時間は素面ならここから5分程南になります。

手前の道路を隔て白鹿クラッシックと記念館があり、白鹿クラッシックでは試飲販売や食事をとることができます。
白鹿、黒松白鹿の名で知られる辰馬本家酒造は飲む機会も多いと思います。
創業は寛文2年(1662)で、徳川四代将軍家綱の頃、初代辰屋吉左衛門が西宮の邸内に井戸を掘ったところ、その水が清冽甘美であったため、これを用いて酒造りを始めたのが起こりという。

ひと昔前にはこの広場は酒樽の洗い場として使われ、中央の櫓を使い井戸水を汲み上げ樽を洗ったそうです。

屋外から入ればここはエアコンも利き別世界。

二列に石が敷かれた板石道と呼ばれる大八車用の石畳は、宮水を水樽に詰めて大八車に積み込み、井戸場から港まで繋がっていたそうです。
人感センサー仕掛けなのか、展示物に近寄ると板石道を曳かれる大八車の音が流れてきた。

今では見事に復興され、街を歩いていてもそうした名残を見る事はありませんが、人の記憶は薄れ、やがて忘れ去られていくものですが、風化させず後世に形として残しています。

所在地 / 兵庫県西宮市浜町4-2
白鷹禄水苑から徒歩ルート / 南へ5分程


飲食施設と直売所が併設され施設。
上は店内の光景、多種多様な商品が販売されており、直営店限定販売のしぼりたて原酒、原酒 辛口、樽酒など有料試飲や購入ができます。
無料試飲の舐める程度の量に比べれば遥かに多く、利き酒慣れして一般の素人にはありがたいもの。
そもそも利き酒は香りやとろみ、色味、口に含んだ時の印象を比較するもので、口に含んだ酒は吐き捨て飲んじゃいけないもんですが、飲み切ってしまう我々素人は飲んで旨いか否かくらいしか判定できない。
こちらでもしぼりたて原酒以外の二種を味わい、自分に合った原酒辛口を買い求めリュックは収納限界。
余談ですが、私が卒業した会社も畑は違う物の同業者でこうした人材を官能員と称して、製品比較のみならず薬品混入の有無までさせていた。
つまり口に入れるものを提供しながら白黒だけではなく、グレーが存在する会社で、異物にしても部長判断でこのレベルなら良しとしてロット廃棄しない会社、そこには人事評価が見え隠れし、表面化すると自己保身に走るのが平気でまかり通る一流会社で、手が後ろに回る事もなく無事にゴールできたことに感謝するしかない。
世の中には知らない方が幸せなことも多い、また真実も氷山の一角しか公表されるものではない。
長くなってしまったので次の目的地に向かう事にする。
白鹿クラシックス
所在地 / 兵庫県西宮市鞍掛町7-7

G先生の導きでは移動時間は徒歩12分とあった。
しかし燃料が満たされ、積み荷の多い自分の足ではそのタイムはクリアできなかった。


施設は他の蔵同様、飲食施設と販売スペースを併設したもの。

日本盛の名も知らない人はいないと思うほど身近な存在。
意外にも1889年(明治22)西宮企業会社として歩みを始めた会社だそうだ。
趣きという点ではなんとなくものたりない。

こちらも無料試飲と有料試飲がありますが、当日訪れたなかでは一番人出があり落ち着いて味見する雰囲気ではなかったが、折角訪れたので限定大吟醸2023を有料試飲した。
売店もこの時は混んでいて結局こちらでは買う事はなかった。
たまたま当時か混雑していただけの事だと思いますが、海外から安い円でガンガン買われ、購入するに時間ががかると居心地は良くないもので足早に煉瓦館を後にして。
帰途に着くため駅に向け歩き始めました。
二日間、灘を訪れ感じた事は、大陸から訪れた観光客の多さと、為替の影響から信じられない量の酒を買い求める勢いの違いをつくずく実感しました。
日本酒の美味しさが認知されるのは嬉しい反面、金にものを言わせ買い求める大陸に広めることが果たしていいのか疑問に感じる。
かつての日本もそうして見られていたんだよねぇ。
日本盛 酒蔵通り煉瓦館
所在地 / 兵庫県西宮市用海町4-28
訪問日 / 2023/07/08
訪問日 / 2023/07/08
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