西円頓寺商店街の『屋根神』

ノリタケの森へ写真展を見に訪れた帰り道。
このまま帰るのもなんだし、10分程東に歩いた円頓寺本町商店街にある立ち飲み屋で昼飲みしに向かいました。

円頓寺本町商店街のアーケードを前にして、西区那古野二丁目交差点の信号に行く手を阻まれ、やむなく菊井通歩道橋を渡る事にした。
手摺に手をかけ上り始めようとした時、歩道左側に屋根神様の姿があることに気付いて立ち寄ってみました。
上は西円頓寺商店街の東外れの菊井通歩道橋脇から菊井町交差点のある北方向の町並み。
普段あまり眼鏡をかけないけれど、今日は写真展もあり眼鏡をかけていたのが良かったのかな。
その屋根神様は赤いテントの手前に祀られていました。

若い年代層も良く見かけるようになった円頓寺本町商店街円頓寺商店街に比べると、ここから西に続く西円頓寺商店街は今一つ人影が少ないようで、このお店も古くからお店を営んでいたようですが、既に廃業されたのか看板もなくシャッターが降ろされていた。

屋根神様はそのお店の一階端っこに建物にはめ込まれる様にスペースが作られ、その一番高い所に社は祀られていました。

社は5本の鰹木と内削ぎの千木が付き、軒先に幕を張るための金具も付けられている。
三つの扉が付いており、恐らく津島神社熱田神宮秋葉神社の三社が祀られているのだろう。
廃社なのか、今も現役でこの一角に降りかかる様々な災いから護っているのかは定かではない。
現役であれば祭礼の日(恐らく1日・15日)にはここに三つの提灯が吊るされる事だろう。

こうした屋根神様は住宅が連なる一帯の町毎に祀られ、明治から昭和初期にかけて多くが残っていたそうですが、終戦以降は生活スタイルも変わり、地域の結びつきが希薄となり残っているの少ないという。
この近くでは堀川沿いの世間道付近で幾つか見ることができます。

屋根神様
創建 / 不明
祭神 / 不明
所在地 / ​名古屋市西区名駅2-2-23-14
参拝日 / 2023/12/08
公共交通機関アクセス / 地下鉄東山線
亀島駅から東へ徒歩15分程
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