春の気分も真冬に逆戻り

28日名古屋の桜の開花も宣言され
気分はいよいよ、どこか遠出にでかけてみようかな
そんな季節になってきました

寒さから休眠していた一ノ宮巡りもいよいよ活動再開
冬の間かみさんが練りに練った2024年最初の計画は往復2000㌔を越える大胆な計画
その前に車検を控えた出動回数の少ない自分の車
ご機嫌を窺うために下道を走って岐阜県土岐市の三国茶屋を訪れることにしました
朝から日常点検、タイヤの空気圧、油脂類のチェックを済ませ目的地に向いました
車はいたって順調
最初こそガソリンの水の影響でアイドリングが乱れていたがそれも落ち着き安定する
雲興寺の前を走る県道33号線の上り、下りも2トンを超える車の加速、制動に問題はなし
これなら2000㌔不安はなさそう

順調に三国茶屋に到着
名古屋から近いながら、標高が少し高いこの付近にくると一枚羽織たくなる
相変わらず落ち着いた店内、テーブルにはいろりに火が入れられていました

いつものように自然薯のとろろ汁定食と山菜の天ぷら
フキノトウの苦みが春の訪れを感じさせてくれました
みくに茶屋

所在地 / 岐阜県土岐市鶴里町柿野3038-1
定休日 / 第1.3木曜・毎週金曜
営業時間 / 10時~16時(当日分の自然薯がなくなり次第終了)

 

みくに茶屋から県道13号線の山道を10分程下り、多治見にある多治見市モザイクタイルミュージアムへ向かう
この外観はTVなどでもお馴染みのもの
内部に入ったことがないので入館料310円を支払い拝観

内部は4階建て
ここ多治見市笠原町は全国一の生産量を誇るモザイクタイル発祥の地
館内はモザイクタイルのモニュメントや昔懐かしいタイルを用いた流し台や風呂などが展示されています
他にもモザイクタイルの歴史やタイルの販売もされています
写真は最上階のフロアにあるモニュメント
かみさんはこれを見たかったようで、SNSには映えた写真も載っているらしい
しかし実物を前にイメージとは違ったのか撮り倦ねていた

展示エリアにはモザイクタイルの製品展示やタイル産業の歴史が語られています
春休みを迎え、体験コーナーはタイルを用いた思い思いの作品作りに没頭する子供達で賑わっていました

多治見市モザイクタイルミュージアム
所在地 / 岐阜県多治見市笠原町2082-5
HP / https://www.mosaictile-museum.jp/
三国茶屋からここまでのルート

さてここまで来たのだから近くの神社に寄る予定でいましたが、午後から雨の予報
空もそれを予感させる雲行き
雨が降り出す前に帰りがてら最寄りの道の駅で山菜を買い求めようとミュージアムを後にする

春気分もここまで
移動の最中、快調に法定速度で直線道路を走っていたら何の予兆もなく以下の状況に陥ってしまった

フロント運転席側のタイヤが見るも無残にバースト
ホイル剥き出しとなりタイヤ交換できる駐車余地まで自走不能に陥ってしまった
行き交う車両もあり、危なくて交換作業はできないで、最寄りの交換スペースまでレッカーを依頼
「高速を使って試運転したら?」とも云われていたが、これがあるから敢えて下道を選択したが嫌な予感が的中
家を出る前に空気圧調整やタイヤの外観チェックをして問題なかったのだが…
速度超過の無謀運転をしたわけでもなく、落下物を踏んだ訳でもないのだが
高速でバーストしていればホイルもタイヤハウスも無傷で済まなかっただろう
最初見た時はそれまでの春の気分から一気に寒気がした

今時の車、特に軽などはスペアタイヤが積載されていません
仮に交換できる場所があってもなんともできません

スペアタイヤがあり、点検してもこんな結果でした
普段乗らない車でお手掛けの時は運転前点検をした方がいいでしょう

2000㌔走り出す前に新しく買い換えないと……財布の中を木枯らしが吹きすさぶ