​日泰寺​『舎利殿』

姫ヶ池通1の交差点を東へ歩くとすぐ左手に鎮座するのが日泰寺舎利殿
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日泰寺は縁日等で訪れて馴染みがある場所です、ここから10分程離れている舎利殿へは今回初めて伺いました
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境内の木々は既に紅葉も過ぎ、落葉が盛んに舞い落ちています
こちらの舎利殿はお釈迦様の御真骨が収められた奉安塔があります
社号標脇には奉安塔に関する解説板があります
以下はそこからの抜粋
ガンダーラ様式の奉安塔は日本や中国の仏塔の祖形と考えられているようで
その高さは15メートル、全国でまれにみる一大石塔、昭和61年に県の有形文化財に指定されているそうです
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境内の左にある手水舎、如何にもタイらしく手水鉢の台座は象がしっかりと支えています
手水舎の右手が舎利殿になります
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舎利殿の先には石段とその先に奉安塔通天門が見えています
石段の中ほどからは通天門を通し、礼拝殿も見えてきます
通天門のから先の立ち入りできません、こちらからの参拝になります
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通天門から礼拝殿の全景、右側に銅像が置かれています
云われを伝える案内板がなく推測になりますが、釈迦の死を悼む僧侶の情景を形にしたものではないかと思われます
礼拝堂の奥に白い花崗岩の奉安塔の台座部分が見えますが、この位置からでは全体を見る事はできませんでした
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通天門の周囲のもみじは一部ほんのり色づいています
桜の落葉が敷き詰められた舎利殿前の境内、六体の地蔵が佇んでいます

平日でも参拝の方が目立つ日泰寺に比べ、舎利殿まで訪れる方は少ない様です
冷たい雨が降る中、奉安塔の白が印象に残る舎利殿です

日泰寺​『舎利殿
住所 / ​愛知県名古屋市千種区法王町1丁目1
アクセス / 名古屋市営地下鉄東山線覚王山