『有松の街並みと中町地蔵堂』 名古屋市緑区有松 1

名古屋市緑区有松
身近な存在ですが、いつもは車で通過するばかりで街を散策する機会に縁がなかった
かみさんと近隣からの帰り道に立ち寄ってみました
有松の街並みを眺めつつ、中町の地蔵堂と有松神社を目指す事に
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有松駅南側にあるバスターミナルの近代的なモニュメント
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相変らずの踏切を渡り、駅前の看板を頼りに古い町並みを眺めつつ、中町地蔵堂を目指します
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有松駅と東海道をつなぐ山与遊歩道を西に向かいます
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旧東海道に架かっていた中川橋の石柱

有松は桶狭間の合戦で知られる「桶狭間」にも近く、旧東海道有松宿の名残をとどめた街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、有松絞や山車など歴史と伝統が引き継がれています
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木造家屋が連なる落ち着いた街並みが東西に伸びています
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服部家
黒漆喰のうだつが印象的です、こうした古い町並みが点在します、屋根神様との出逢も期待できそうな
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服部家
白漆喰で塗られた土蔵となまこ壁、開けられた分厚い窓扉、街道情緒の漂う風景です
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古民家を改装したうどん屋さんも街並みに溶け込んでいます
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有松山車会館とその右に正面に東海道、側面に大府行縣道と彫られた道標
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山車会館向かいにある東町の山車「布袋車」を格納する山車庫
ここ東町の「布袋車」、中町「唐子車」、西町「神功皇后車」と三台保存されており
毎年10月第1日曜日の有松天満社の秋季大祭に曳き回されるそうです
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レトロな外観の歯医者さんの隣にある土蔵
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町並み保存地区案内板とイラストマップ、散策時の情報は豊富です
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通りすがりの境松1丁目で見かけた​地蔵堂​、詳細は不明です
古い街なので近隣には寺社や史跡も多く、「ちょっと寄る」には奥が深い有松です
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絞り中濵商店と店の脇に置かれた歌碑、町内7各所に置かれているそうです
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中濵家土蔵
こちらの土蔵は見慣れたなまこ壁ではないようです
link 文化財ナビ​中濵家土蔵​ / ​服部家

この先で南北に伸びる緩やかな坂が現れます、昔はお天王坂と呼ばれたそうですが現在は県道237号線
中町地蔵堂へはお天王坂で左に曲がります
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長坂南交差点方向に進み二本目を右に入ります
右手に小さなお堂が見えています、中町地蔵堂です
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中町地蔵堂の正面全景
以前はお天王坂沿いにあったものを、道路整備に伴い現在地に移転されたそうです
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扁額も心なしか新しく、小さな堂の左には地蔵が祀られています
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堂内全景
南無弘法大師と書かれた奉納提灯が両脇に吊るされ、その先に赤い帽子をかぶった弘法大師座像と大日如来が祀られています
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堂の左
一見すると民家の扉、ピンポンは付いていない、表札は秋葉神社と書かれています
良く見れば社の屋根も見えています
しかし境内へは扉から入るものなのか、門の右から入るものなのか作法が良くわからない
扉から社に玉砂利は敷かれていますが、右からだと神に気付いてもらえない?
迷いながらも右から境内へ
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火の神、火之迦具土大神を祀る中町の防火の神様「秋葉神社
玉砂利を踏みしめ社の前へ、賽銭箱が見当たらない、石段の上に失礼させて頂き参拝

何か人様の庭に無断で立ち入っているようで今一つ落ち着かない
はいからな門を構えた「秋葉神社」です

中町地蔵堂/秋葉神社
住所 / ​名古屋市緑区有松1501

今回徘徊したルート​    
2018/05/26