人生最後の車選び

人生最後を飾る車の選択
長い人生、無駄とは知りながら何台も車を乗り継いできました
現在、2003年式の三菱デリカスペースギヤと2015年式のスズキハスラー(4WDノンターボ)は2台所有してきました。
ゆくゆく息子にと思っていましたが、独り立ちした息子達は車を所有しない方針(正解!)なので一人で乗り回してきましたが、軽の車検も迫り、車を一台に整理する事にしました。

まずは真っ先に手放す2015スズキハスラーについて。
『2015スズキハスラー
この車は新車(下取り除く150万)で購入した時から問題が多かった。
【製造年月日の虚偽】

 今契約すれば今月中に納車可能と云われるが、急がない翌月でよいとした。
 これは後の原因不明のトラブル究明のおり、製造ロット調査依頼の際に製造日が契約半年前に製造され、モータープールで眠っていた在庫車と判明。
【原因不明のエンジンかからない件】
 1.新車として納車され2週間目、自宅でエンジンが始動せずスズキを呼び現認の上で要因調査と対応を求め引き取らせる。
 2.1か月後、何の要因も掴めないまま、瑕疵がないので安心して乗って欲しいとして納車される。
 3.再び再発(二回)、1.2の繰り返し。
 4.再発、要因究明を依頼、判明するまで受け取りを拒否。
 5.4.の報告の際、調査結果・ロット調査の際に半年前に製造された在庫車両と判明、車交換を申し入れるも、瑕疵がないの一点張りで拒否。
(要因も突き止められず瑕疵無し、再発を繰り返す事実もある中、スズキアリーナの姿勢と営業マンに不信感)
 6.全ての整備・保険・営業のポイント稼ぎになるJAFなど加入したが、アリーナから別の業者に全て切替、縁を切る。
【その後】
営業所は統合し東区に移転・新店舗となるが、所長やセールスマンは現在もいるようだ。
その他トラブル、シフトレバー切替不具合で交換・安全センサーの過剰な反応・コンピュータ交換など
山や電波の通じない遠出には使用できない車として扱って来た。
【長所】
・小回りが利き維持費が安い
・燃費はカタログ公表値の半分程度だがデリカよりまし。
【短所】
・軽にしては燃費は想定値以下、満タン450㌔程度。
・情報パネルの情報が馬鹿(不要な安全運転ポイントやhaloの表示)
 燃料残量一目盛りになると、後続可能距離を表示しない、オドメーターは画面を変えないと出ない。
 ドアを開けると画面も切り変えられない。
 無意味な表示より時計やオドメーターの常時表示が欲しい。
・一般的になってしまったがスペアタイヤがない、バーストすれば戻ってこれない。
・安全装置の感度が敏感で誤作動多く、ワンボックスが割り込むだけでブレーキが作動し、次の加速が抑制され、後続の車から見るとぎくしゃくした危ない動きをする。
・純正タイヤサイズが市販でも高い。
・安全装置精度が低く誤作動が多い、制御を切っても、エンジン切ると再びONになる。
・軽ゆえか車間を取らず詰められる、被せるように車線変更される。
・ドアミラーが積雪5センチ降雪しただけで展開できない。
総括
・人生初めてスズキを買ったが二度と買う事はない。
・普通車も高騰するなか、200万近い軽の価格の安さは魅力かもしれない。・・・が軽以外の選択肢もある
・それなりに装備も付くが、センサーの精度が悪く信頼度に欠け、おまけみたいなもの、ナビの画質も悪いので後方画像が不鮮明。

CMのイメージからoutdoorで使用するのであれば、最低地上高の低さは行動制限、慎重な運転が求められ、用品一式積載して二人乗車時の山道では法定速度も保つのも辛く騒がしい。
ヤリスの方が燃費も走行安定性も上回る。


2015年式、車検1ヶ月を残したハスラー4WD Xノンターボ、走行72,000km
買取業者の一括査定は以下
大阪 A業者 即決なら 40万
H社新車デーラー下取り 50万
新聞を賑わした買取業者 70万
ということで某モータースに冬用タイヤ付71万で売却。

一般的に売却する場合の残価率は3年で50〜60%、5年で40〜50%、7年で20〜30%とされるようです。
なんやかんやで200万の車、9年乗って71万、35%なので良い条件とは思います。
この金額が妥当なのかはともかく、30万の差が生じる事は事実です。
即決なら幾らと煽られますが、デーラー下取する前に調べて見るべきでしょう。
また中古車相場は年式・走行距離考慮すると高騰しており、中古のお値打ち感は過去の話の様ですね。

この車、130万浪費し、これ以外に任意保険9年分、車検・点検、消耗品交換、燃料、自動車税諸々約170万を合算し、日割り計算で一日1000円が消え、1㌔移動に40数円掛かった事になる。 
息子達にやると云っても「いらん」と断られる様に「車は無駄な消耗品」持たないのが正解。

デーラー・サービスマンの当たりが悪かった事例ですが、短所が分かったうえであれば車自体は悪くはないと思いますが、自分はもうスズキはお断りだ。
漸く問題児と縁が切れた。

1台にするための候補車はかみさんが決めますが、フリードかシエンタの二択になりそうだ。
そのあたりの商談、21年落ちのデリカ下取りについては改めて記載します。