名古屋大仏 『桃厳寺』


名古屋市千種区にある曹洞宗『桃厳寺』

市営地下鉄「東山線」の本山駅を下車
本山交差点を南、こじゃれたお店が点在する通りの緩やかな坂を5分ほど歩いた左側に『桃厳寺』があります。

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創立は天文年間、末森城主織田信行の父、信秀を弔うために建立、桃厳寺の由来は信秀の法名「桃巌道見大禅定門」から付けられたもの。
1714年この地に移ったと伝えられています。

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山門を潜ると若葉が眩しい境内へ、左側には信秀の墓石と三基の五輪塔が祀られています。(写真右下)
かつては覚王山日泰寺のほど近くにある揚輝荘の敷地(旧桃巖寺領)に墓石と五輪塔があった。
1951年、信秀没後400年にあたって桃巌寺境内に移された。

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境内にはユニークな地蔵が多数あります、下のルールを守って頂き見て回ると楽しいかも
「ユニークな」の意味が分って頂けると思います。



五輪塔からさらに奥には朱色が鮮やかな鐘楼門へ続く、ここが四谷通りとは思えないほど静まり返っている。


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新緑真っ盛りの境内には本堂(写真下)、宝幢、慕情観音(写真右下)があります。

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御本尊 聖観世音菩薩像
信秀所有とされる辯天画像
琵琶湖に浮かぶ竹生島から勧請(かんじょう)した十五童子像を守護神として祀っています
毎年1月1日 – 5日、5月7・8日には眠り辨天も御開帳される他、裸辯天や歓喜仏、日本一の大きさとされる直径1mの木魚など見どころは豊富。

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宝幢前を右に降り左手に本尊10m、台座高さ5mと全長15mの大仏様『名古屋大仏』がそびえています。
青銅製の本尊は仏師・長田晴山により制作、大仏像で見慣れた蓮の台座ではなく、10頭の象が本尊を取り囲む作り。
全身が鮮やかなグリーンで彩られ、目、唇、耳には金箔が施され個性的な大仏様ですね。
テーブルとイスも用意されており、静かに大仏様と語り合える場所が提供されています。
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桃厳寺
住所 名古屋市千種区四谷通2丁目16
tel   052-781-1427
アクセス 名古屋市営地下鉄東山線」⇒「本山」下車⇒本山交差点南徒歩5分
緯度 35° 9'38.73"N  経度 136°57'53.29"E