
歩いて行くと右に道徳「山神社」の鎮守の杜が見えて来ます、駅から徒歩15分程でしょうか

道徳通り沿いに木製の鳥居、その先に境内と新し目の拝殿




上段左が再建記念碑、右には山神社と過去の扁額
下段左は皇紀2600年に神社新設と記された記念碑、すぐ脇にどんぐりの木は大きく根の張り風に吹かれて実が落ちてきます

いかつい顔していい仕事してます


拝殿から本殿の眺め


この付近周辺の道徳前新田は,1792年(寛政4)に着工,1821年(文政4)に完成しました
長きに渡る工事の結果、南区最大の新田となります、自然との鬩ぎ合いの結果、今に至っています
今は巨大なコンクリート堤防で囲まれ、田畑の後は住宅が立ち並び、鬩ぎ合いを知る事もなくなりました


こちらの神社の創建は良くわかりません
現在のこの地に移る前には幾度が遷座をしているようです
新田開発により生まれた新田には長三郎、喜左衛門等開発に尽力した方々の名が付けらていきます
この頃に神社の存在は見られません
境内の再建碑には1963年(昭和38)再建と記されています、当時の地図でもその頃に神社は確認できます
しかし、それ以前の地図ではここに神社は見つけられません
再建と記されているので、それまでは道徳新田の氏神として小規模な社として存在していたはずです
それが1959年(昭和34)伊勢湾台風で被災、碑に記された年に何処からか遷座し再建され現在に至っているのか?

それ程遅くもないだろうに、日暮れが早いこの時期
東に月まで出てるし、えらく損をした気分になる季節です・・・・・帰るしかなさそうだ
2018/11/17
道徳 山神社
創建 / 不明
祭神 / 大山祇命
住所 / 名古屋市南区道徳通2丁目72
アクセス / 名鉄常滑線「道徳駅」から南へ徒歩約15分程