道の駅 たいじ
車中泊で熊野三山を巡った際に利用させて頂いた「道の駅 たいじ」
今回はこちらを取り上げます。
まずは所在地が和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143番地。
以前掲載した「補陀洛山寺」、そこの近くの「エーコープなち」で晩御飯と地酒を買い求め、国道42号線を20分程南下する。
太地方向に向かう県道240号線と分岐する「森浦」という三叉路があります。
「道の駅 たいじ」はこの三叉路にあります。
「エーコープなち」では普段買えないような価格で新鮮な魚介類や総菜が手に入り、買いすぎとも思えるくらい調達、車中泊の楽しみの一つでもある。
太地町は和歌山県南部に位置し県内では一番小さな町だそうだ。
その町の玄関先に位置するのがこの「道の駅たいじ」
買い出しを終え到着した頃は既に日没間際、空が赤く染まり始めていた。
道の駅に掲げられたマップ。
サイクリング押しのようで、以前高野山を訪れた際に利用した道の駅でもこうしたマップを見た。
遠くから車に自転車を積み、早朝ツーリングを楽しむ光景が見られた。
道の駅「たいじ」
2017年にでき、外観も設備も新しい綺麗な道の駅。
当初予定していた道の駅「なち」と比較すると周辺には食事処も銭湯やコンビニなど何もない。
食事は買い求めておく必要がありそうです。
それさえ準備しておけば山と海が望める静かなロケーションです。
ここの売りは喫茶店が朝7:00からモーニングをやっている事、朝の事を考えなくても済む。
直売所は9:00からですが毎朝、地元で採れた海産物や農産物、惣菜が集まってきます。
太地と云えばクジラやイルカで知られるが、「くじら」なども売られている。
日没迫るパーキング、宿泊態勢も整い車中で宴会するだけだ。
私らが停めた場所は赤丸部分。
以前の経験で夜中に横付けしたトラックのエンジンが一晩中回りっぱなしで、寝れなかった事もあり、トラックが停めにくい場所にしたつもり。
本州最南端の酒蔵「尾崎酒造」の「太平洋」。
ここに来る途中に酒蔵がありますが、日曜はお休みという事で諦めた。
太平洋 「生貯蔵酒」はすっきりとした喉越しで寿司にあう。
もう一本の「山廃仕込特別純米酒」こちらは少し濃厚な風味で香りも主張してくる。
こちらは肉系の摘みにあいそうだ。(写真は自宅用に改めて買い求めたもの)
施設が新しく、女性には快適な道の駅だと思います。
ベビーシートやベビーチェアもあり子供と一緒でも安心で出来る。
写真は男子トイレ、covid19の影響でエアドライヤは使用できませんが道の駅とは思えない程綺麗だ。
施設はFree Wi-Fiも完備されている。
ただ車の中でTVを見ようとすると意外につかまらない立地のようです。
綺麗な星空を堪能するいいチャンスかも知れない。
翌朝の光景、
昨晩は騒音で悩まされることはなく、電気毛布のおかげで寒くもなく快適に寝られました。
写真は道の駅から右が県道240号線、正面が昨日走ってきた国道42号線。
こちらから朝陽が上がるはずでしょうが、半島の影となりそうだ。
朝が早いのは年のせい、その代わり朝焼けのご褒美や周辺を散策する余裕が生まれる。
どこにいってもこんな感じで、楽しみな時間でもある。
正面に見える湾は森浦湾。
太地町はこの半島の裏側、県道240号線が伸びていく、右側に太地のシンボルともいえるクジラのモニュメントが見える。
道の駅は国道と森浦湾に注ぐ与根子川の左岸に位置し、三方を山で囲まれている。
日が差し込むのは結構遅い。
駐車場では未だ皆さん熟睡の様です。
「道の駅 たいじ」
車中泊で利用される方のマナーも良く施設も新しい。
次に利用できなくなる行為だけは避けたいものです。
与根子川。
見えるだろうか、これボラではなく全てキビレ、この時間彼らは群れをなし悠々と回遊している。
見える魚は釣れないと云う、それは分かっていても、釣りがしたくなるものだ。
ルアーかワーム、フライでも良いかもしれない。
朝のひと時、魚と知恵比べができそうな環境です。車に竿は積んでおきたいアイテムだ。
かみさんはまだ起きていないようだ。
昨日、道の駅に入る少し手前で小さな神社を見かけました、そこまで行ってみるか。
2021/2/21
「道の駅 たいじ」
所在地 / 和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143番地の1
車アクセス / 名古屋 ➡ 東名阪道・伊勢道 ➡勢和多気IC➡熊野大泊IC ➡国道42号 ➡ 太地
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