稲置街道を行く 「津島神社」

犬山市犬山南古券 「津島神社
稲置街道の秋葉教会・玉光稲荷大明神から犬山城方向に向かい2~3分の西に少し入った三叉路に鎮座していました。

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写真は了義山徳授禅寺の寺号標。
臨済宗の寺で、室町時代中期に桃隠玄朔が草庵を結んだ所とされ、1476年(文明8)妙心寺紫衣再興を果たした柏庭宗松が、一寺を建立して了義山徳授院と名付けたのが始まり。
前方に見える赤い山門や鐘楼など趣のある寺です。
稲置街道沿いに門前があり、左には小さな堂があります。

 

f:id:owari-nagoya55:20210510081439j:plain徳授寺の参道入口に建つ堂、その右の石標の側面に犬山焼の陶工「兼松所助(しょすけ)の墓」とあり、石標の正面には文久元年と刻まれている。石標自体は文久のものとは思えず没年を刻んで新たに建てられたものかもしれない。

f:id:owari-nagoya55:20210510081457j:plain観音堂の様で、馬頭観音が安置され、1768年(明和5)、犬山馬付連中と刻まれています。
その他に安置されているようですが顔は前掛で覆われよく分からなかった。
今回の目的地「津島神社」は、この観音堂のある場所の向かいに延びる細い道の突き当りに鎮座します。

f:id:owari-nagoya55:20210510081512j:plain観音堂から西側の筋に建つ赤い社の「津島神社

f:id:owari-nagoya55:20210510081527j:plain三叉路の間に三角形の社地があり、東角には大きな銀杏の樹が聳えています。
周囲は住宅が取り囲み、どの方向から来ても「津島神社」に突き当たります。

f:id:owari-nagoya55:20210510081542j:plain角の取れた丸い石を積み上げた台座の上に流造の社と板宮造りの小さな社が鎮座します。

f:id:owari-nagoya55:20210510081557j:plain鳥居から二社の眺め、南を向いて祀られています。

f:id:owari-nagoya55:20210510081612j:plain左の本殿は扉が開けられ内部が見通せ、中には小さな社があり津島神社の御札が見えます。
木鼻など彫飾りも施され手が込んでいる、色褪せた赤い塗装はそろそろ手をかけてほしいと訴えている様に見える。右の2社相殿は残念ながら分かりません。

津島神社
創建 / 不明
祭神 / 建速須佐之男命
所在地 / ​犬山市犬山南古券129
秋葉三尺坊大権現から徒歩で2~3分
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f:id:owari-nagoya55:20210510081629j:plain観音堂の前に戻りそこから稲置街道の犬山城方面を眺める。
目と鼻の先に小さな流造の社がある。

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城下町の名残が残る町内、棟続きの家も多いだけに火災は他人事ではすまない。
一心同体と云える町内の火防、火伏の大役を担っている。
2011年(平成23)外町組とあり、新しく整備されたようで境内も社も新しく綺麗だ。

外町 「秋葉神社
創建 / 不明
祭神 / 火之迦具土神
所在地 / ​犬山市犬山南古券