国道19号線で春日井方面へ大和通り2丁目交差点を左折、県道62号線に入ります。
神社のある徳農公園前交差点まではものの1~2分程。
そのまま直進すると稲置街道に続きます。
近所にコインパーキングはありません、車の場合は駐車場所に困る事に。
自分は近所の飲食店を利用し、少し停めさせてもらいました。
徳農公園前交差点から見る神社全景。
県道62号線沿いに鎮座し、県道を挟んで向かいに徳能公園があります。
この神社が「天王社」なのか社標もないので自信はありませんが、ここはグーグル先生の教えに従い以降は天王社とします。
この「天王社」が鎮座する町名が神明町という事が少し気になります。
上は1920年頃の当地、春日井市内のこの地には天王社や津島社が祀られていたようです。
それらの村々では病除けを祈願する祭りで夏の風物詩ともいえる天王祭りや祇園祭り、津島祭りが行われてきました。
それらの神社の一部はここから東の柏井町に鎮座する八幡社に合祀されたらしい。
こうして見る天王社の境内はやたら広く感じます、ひょっとしてここに神明社があり八幡社に遷座後に天王社が祀られたものかもしれません。
過去の地図ではここに鳥居が現れるのは昭和に入ってから、それ以前には鳥居の印は出てこなかった。
天王社に鳥居や社標はなく、参道口もはっきりしない。
境内は四方吹き抜けの妻入り拝殿と本殿、右側にコンクリートの建物があります。
いたってシンプルな外観の拝殿。
拝殿内から本殿域、丁度目線の高さにくるように本殿が祀られています。
本殿域全景、石垣が二段に積まれその頂に社が祀られている。
祭神は建速須佐之男命
本殿斜景、結構な高さに祀られています。
やはりここから見ても社名札は確認できません。
県道側から見る天王社全景。
コンクリートの建物には石像が安置されているようです。
観音堂内部全景。
石仏の中には明治36年と刻まれたものや、更に風化の進んだもの等、十数体安置されていました。
物々しい鉄格子は何を意味しているのか。
神社の由緒等分からない事ばかり、柏木町の八幡社を訪れるとすっきりできるのかもしれない。
2021/5/22
神明町の天王社
創建 / 不明
祭神 / 建速須佐之男命
所在地 / 春日井市神明町
車アクセス / 国道19号線を春日井方向へ大和通り2丁目交差点を左折1~2分