津島界隈 #3 『白山社』

津島市天王通り
津島神社へ続く古い道です、その界隈には古い寺社や観音堂、古い町並みが残ります
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名鉄尾西線津島駅方向を眺める
雨の街並みはしっとりとした雰囲気が漂い、味のある一面を見る事ができます
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人通りの少ない天王通りを津島神社方向に歩いて行く
南側に一段高く石垣の積まれ、玉垣に囲われた瓦葺の社が現れます
何やら歩道沿いに由緒書きらしき札も見えます
鳥居もない参道が目に入ります
こちらは裏参道と勝手に決め込み、次の信号から南側に回り込んで見る事に
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民家の間の細い道を入った所に鳥居を構え、南を向いた社が見えて来ました
『白山社』です
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『白山社』を正面から眺めます
境内は霧雨でしっとりとした静かな佇まい
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鳥居をくぐった左に手水鉢がありますが
これは一寸・・・・・申し訳ないけれどご辞退させて頂く事に
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境内からの白山社全景
個人的主観になりますが、小さな神社は今日のような情景が似合う
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奉納年月日を見忘れてしまいましたが、この雨で狛犬の苔の緑が浮き立ち、シックな雰囲気に一役買っています
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流造の瓦葺きの社
雨に打たれる瓦も良いものです

「白山社」について調べて見ましたが、それ程情報は得られませんでした
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由緒書きの1381年(弘和元年)、三輿村(現在の愛西市見越町)に創建、1608年(慶長13)当地に移転
と、隣接する観音寺で見かけた一文「元は見越村(現在の愛知県愛西市佐織町)にあり、1608年(慶長13)白山社と共に現在地に移り、津島神社の社僧の列に加わり・・・・・」のみとなります。
どちらも移転年度は符合しているのですっきりしますが、移転前のことまではさっぱりでした
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神木で隠れてしまいましたが、斜めから見る屋根の勾配は緩やかに流れ魅惑的でもあります
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裏参道から境内の眺め
コンパクトに纏められた神社です
鳥居を出て左に進むと、そこは​観音寺本堂​に至ります

ウオーキングで何度か訪れている津島ですが、のんびり時間をかけて徘徊したいと思う場所です
2018/06/15

白山社
創建 / 1381年(弘和元年)、1608年(慶長13)現在地に移転
御祭神 / 大国主命
住所 / 津島市天王通り5丁目31
アクセス / ​名鉄尾西線 津島駅下車 西へ5分​