名鉄尾西線津島駅方向を眺める
雨の街並みはしっとりとした雰囲気が漂い、味のある一面を見る事ができます
人通りの少ない天王通りを
津島神社方向に歩いて行く
南側に一段高く石垣の積まれ、
玉垣に囲われた瓦葺の社が現れます
何やら歩道沿いに由緒書きらしき札も見えます
鳥居もない参道が目に入ります
こちらは
裏参道と勝手に決め込み、次の信号から南側に回り込んで見る事に
民家の間の細い道を入った所に鳥居を構え、南を向いた社が見えて来ました
『白山社』です
『白山社』を正面から眺めます
境内は霧雨でしっとりとした静かな佇まい
鳥居をくぐった左に手水鉢がありますが
これは一寸・・・・・申し訳ないけれどご辞退させて頂く事に
境内からの白山社全景
個人的主観になりますが、小さな神社は今日のような情景が似合う
奉納年月日を見忘れてしまいましたが、この雨で
狛犬の苔の緑が浮き立ち、シックな雰囲気に一役買っています
流造の瓦葺きの社
雨に打たれる瓦も良いものです
「白山社」について調べて見ましたが、それ程情報は得られませんでした
由緒書きの1381年(弘和元年)、三輿村(現在の
愛西市見越町)に創建、1608年(慶長13)当地に移転
と、隣接する観音寺で見かけた一文「元は見越村(現在の
愛知県愛西市佐織町)にあり、1608年(慶長13)白山社と共に現在地に移り、
津島神社の社僧の列に加わり・・・・・」のみとなります。
どちらも移転年度は符合しているのですっきりしますが、移転前のことまではさっぱりでした
神木で隠れてしまいましたが、斜めから見る屋根の勾配は緩やかに流れ魅惑的でもあります
裏参道から境内の眺め
コンパクトに纏められた神社です
鳥居を出て左に進むと、そこは
観音寺本堂に至ります
ウオーキングで何度か訪れている津島ですが、のんびり時間をかけて徘徊したいと思う場所です
2018/06/15
白山社
創建 / 1381年(弘和元年)、1608年(慶長13)現在地に移転
御祭神 /
大国主命
住所 /
津島市天王通り5丁目31
アクセス /
名鉄尾西線 津島駅下車 西へ5分