山崎川ウオーキング(初めて知る光景)

9月30日、名古屋市交通局主催の駅地下ウォーキングに参加。
歩き慣れた約5㌔、時間にして約1時間のコースですが二人で歩いてきました。

当日のコースは上のコース。
桜山から山崎川沿いに新瑞に至るコース、道草ばかりのいつもの歩き方ではなく適度に負荷をかけ歩く。

上は2017年に東山荘に訪れた際のもの。
今回のコースの見所はここ東山荘(とうざんそう)くらいだろうか、過去にも何回か訪れており、庭園の苔が綺麗な印象があるが今ひとつ。
「東山荘は大正初年から10数年かけて築造された山荘で、綿布商伊東信一氏の遺贈により昭和11年名古屋市の所有となった。
東山荘は所有者の名前に因んでつけられたもので、14年から市民に開放された。
18年以後市長公舎となったが、43年4月再び市民の公園として開放され、その情緒を味わうことができるようになった。
萱葺の門をくぐると広大な敷地に自然樹林そのままで、美しい数寄屋風書院造りの風雅な建物が見事な景観を呈している。

庭園は自然回遊式の総合庭園であり、玄関前庭、書院の庭、仰西庵露地、東丘庵露地の4庭と自然樹林からなっている。」
せっかくコースにあるのだから、自然林の歩道を歩いてみました。

建屋の北側の歩道を歩き今回はじめて知る事となった私的神社を見付けた。
石標には「是 東山大神境内」と記されていた。

社頭の前に大正元年(1912)寄進の幟立てがある。

寄進年は見ていませんが手水石も置かれています。

社頭入口は鎖で立ち入りは制限され、一対の常夜灯の先に石の明神鳥居が建てられています。

参道の先には社殿がなく、既に廃社となっているようで、正面の基壇と手前に拝所の基礎部分のみ残されています。
当時の地図を見て見ましたが、当然のように鳥居の印はなく詳細も全くわからない。
何度か訪れていながら、ここにこんな跡があったとは、はじめて知った。

桜で知られる山崎川。
桜の時期に良く足を伸ばすが、この時期、堤沿いに彼岸花が咲くとは、はじめて知った。
身近な散歩道からどんどん姿を消していく彼岸花ですが、ここに来れば季節の移り変わりを知る事ができる。

ゴール付近の落合橋で見かけた鵜。
作り物のように羽を広げた状態でピクリともしない。

お役御免となったお親爺のテントと一緒で撥水性がないのでじっと羽を乾かすしかないんだよね。
撥水スプレーや油でも塗ればいいんだろうが、潜って魚を獲るには浮きすぎるのは都合が良くない、難儀だが乾くまでこのポーズやね。
随分と乾いたんじゃない?

こちらは乾燥するまで先がながそうな姿だね。
山崎川にこれほど鵜がいるとは、はじめて知った。

さてと風のようにゴールに到着、体にも負荷をかけ少しは健康増進に役立ったはず。
体を動かした後に飲む冷たいビールのおいしいこと、これは知っている、…不健康…。
2023/09/30

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