昭和区の小桜町「御器所八幡宮摂社小桜社」

昭和区の小桜町、緑町、鶴羽根町、北山町には小さな社が点在します
車で訪れ通り過ぎるとひと回りするしかない一方通行が多い地域、なので訪れるには歩きに限ります
今回は小桜町の御器所八幡宮摂社小桜社を訪れました
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以前書いた北山町の「​昭和区北山本町 屋根神の面影が残る小さな祠」」から10分程南方向へ進み、東に曲がります
民家に囲まれた静かな住宅街の僅かな敷地に小桜社は鎮座します
道路左に御神燈が二つ吊られているの見えます?
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駐車場脇の玉垣に囲まれた僅かな敷地に小さな石鳥居を構え、御神燈の吊られたキュートな神社です
樹勢のある御神木が社を覆います
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「国威宣揚」「起源2600年」の碑があり、戦前の名残りをとどめます
初代天皇神武天皇即位から2600年目の1940年(昭和15)の記念として各地に建てられたものです
この社の創建は分かりません、この碑が建てられている事から1940年、もしくはそれ以前には既にあったものでしょう
因みに小桜町は1933年(昭和8)に成立した町、推測ですがその際に御器所八幡宮から分霊し祀ったものかも知れません
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この辺りの社は御器所八幡宮の分社で熱田神宮なども合祀されています
10月14・15日が御器所八幡宮の大祭、なのでそれに合わせて御神燈を吊るし祭礼を行うのでしょう
雨除けのカバーも付けられ準備は万端の様です
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6本の鰹木をあしらった社、その手前には可愛い狛犬がしっかり守っています
芝生の境内には、これまたかわいい手水鉢も整っています
小桜町の氏神として氏子に囲まれながら見守ってくれる身近な存在です

御器所八幡宮摂社小桜社
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市昭和区小桜町1丁目
アクセス / ​地下鉄鶴舞線荒畑下車、北へ徒歩10分程